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日本とアメリカで計138勝、200勝まであと62勝
1998年11月兵庫県伊丹市生まれで現在28歳、身長190,5cm, 体重97,5kg
夏の甲子園決勝再試合で北海道代表・駒大苫小牧高校のエースとして早稲田実業の斎藤佑樹投手と投げ合ったのはあまりにも有名です。
その後ドラフト1位で楽天に入団。2007年から2013年までの7年間で99勝35敗、平均防御率は2,36、特に2013年のリーグ優勝、日本シリーズ制覇した年は負けが無かったことです。「負けない投手」で日本や世界中で有名になりました。
そしてヤンキースでメジャー3年で39勝を挙げています。日本とアメリカで計138勝、200勝まであと62勝です。このまま怪我さえなければ5年くらいで達成できそうです。5年後33歳ですから十分いけそうに思えます。
年棒はいくらか
ヤンキースに入団の際に7年で161億円の契約をしています。年間では23億円、1か月では約2億円弱、1日に換算すると約666万円になります。日本のサラリーマンの年収を1日で稼いでしまいます。
それ以外にCM料が入ります、一本1億円くらいで10本くらいオファーがあると言いますからCM料で10億円稼ぎます。
もちろん田中選手が住んでいるニューヨークは税金が高く半分くらいは持っていかれるから23億円と10億円の合計33億円の半分16,5億円が手取り収入ということになります。
あと球団から住宅費名目で年間1000万円支給され、通訳の費用も球団もちです。こうなるとお金の使い道が問題になってきます。これまでも有名メジャー選手が浪費や投資に失敗して無一文になっているケースがあります。
田中選手は大丈夫か?幸いしっかり者で、苦労人の奥さん(里田まい)がいますので大丈夫でしょう。
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投球の種類・割合、球種のドアとは
種類は
6種類の変化球を投げます。
- カーブ:100km台の大きく曲がるスローカーブ。メジャーで投げる投手は少なく、ストレートとの緩急の差40kmは大きな武器。前田健太やダルビッシュも投げます。
- チェンジアップ:黒田博樹から伝授され、メジャーで効果的と知り、投げ始めました。
- スライダー:高速スライダーで稲尾和久に匹敵すると言われている。一番の決め球であります。
- SFF(スプリット・フィンガー・ファストボール):速球と同じフォーム、軌道で直前に落ちる。「伝家の宝刀」と言われています。
- カットボール:ストレートとスライダーの中間の球。打者はストレートと思いバットを振るが微妙に変化するためバットの芯を外す。
- ツーシーム:ストレートと同じ150km台の高速でシュート回転しながら沈むのが特徴。
- ストレート(フォーシーム):いわゆる直球で田中の場合は150km台の速球である。
このように7種類の球種を持つ投手はメジャーでも少なく、打者からは的を絞りにくく、打ちづらくなります。
投球の割合は
右打者、左打者では多少の違いがありますがスプリット・スライダー・ツーシームで約8割でフォーシーム・カットボール・カーブで約2割となっています。チェンジアップはこれまでは試合では投げていません。
日本ではフォーシーム(ストレート)とスプリットで三振を取ってきましたが、さすがメジャーではそれでは通用しません。田中投手のフォーシーム(ストレート)の球速はメジャーでは決して速球派とは言えません。
でも対応力の高い田中投手はツーシームとスプリットを投げ分けてメジャーで「ハイブリットな投手」と高い評価を受けています。これが3年連続開幕投手に指名される訳です。
球種のドアとは
フロントドアとバックドアのことを言います。昨年引退した黒田博樹投手が武器にしていた投球術です。
フロントドアとは右投手の場合、右打者なら身体に当たりそうなインコースからストライクゾーンにスライダーやカットボールなどを投げてストライクを取る。打者はデッドボールを避けるため腰を引いて見逃してしまう。
左打者ならやはり身体に当たりそうなインコースからストライクゾーンにツーシームやシンカーを投げてストライクを取る。やはり同様にデッドボールを避けるため、腰を引いて見逃してしまう。
バックドアとは右打者の外角のボールゾーンにツーシームを投げ、内側に曲げてストライクを取る。左打者の場合はスライダーかカットボールを外角のボールゾーンに投げて、そこからストライクゾーンに曲げる。
打者はフロントドアなら一瞬「死球」を、バックドアなら一瞬「ボール球」と認識して意表を突かれるというわけです。
田中投手もヤンキースでチームメートであった黒田投手の投球術を目の当たりにして、取り入れていくようです。もちろんその球種の球をコントロールよく投げられるからです。
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まとめ
- 田中投手の年棒はやはりすごいです。日本のサラリーマンが1年で稼ぐ金額を1日で稼いでしまいます。使い道を心配するほどです。
- 投球の球種は7種類ありますが実際投げているのは6種類でその割合の8割はスプリット・スライダー・ツーシームです。日本ではフォーシームとスプリットで三振を多く取ってきましたが、メジャーでは速球派ではないので、ツーシームとスプリットに切り替えています。対応力が高い投手です。
- フロントドアとバックドアがあり、黒田博樹投手はこれでメジャーで活躍できました。これをお手本に田中投手も今後取り入れていくと思います。
田中投手はメジャーで活躍できる要素を兼ね備えています。多彩な球種とコントロールの良さ、マウンドでの度胸・落ち着き、そして何より怪我をしない身体です。
200勝を目指して頑張ってほしいものです。
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