PL学園高校時代、清原和博さんとともにKKコンビとして活躍した桑田真澄さん。プロ入り後は斎藤雅樹さん槙原寛己さんとともに先発3本柱として、1990年代の巨人を支えます。
そんな桑田真澄さんですが、投手としてはもちろん、じつは打者としても優秀だったんです。
そこで今回は桑田真澄さんの通算成績について見てみたいと思います。投手としての個人成績だけではなく、打者としての個人成績も紹介しますので、どうぞ最後までお付き合いください。
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プロフィール
・桑田 真澄(くわた ますみ)
出身地:大阪府八尾市
生年月日:1968年4月1日(50歳)
身 長:174cm
体 重:80kg選手情報
投球・打席:右投右打
ポジション:投手
プロ入り:1985年 ドラフト1位
初出場:NPB / 1986年5月25日
:MLB / 2007年6月10日
最終出場:NPB / 2006年4月27日
:MLB / 2007年8月14日経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
PL学園高等学校
読売ジャイアンツ (1986 - 2006)
ピッツバーグ・パイレーツ (2007)引用元:wikipedia
桑田 真澄(くわた ますみ)さんは大阪府八尾市出身の元プロ野球選手(投手)で、現在は野球解説者、野球評論家、野球指導者です。
PL学園高校時代は清原和博さんとのKKコンビで一世を風靡しました。
プロ入り後は1990年代の読売ジャイアンツを、斎藤雅樹さん、槙原寛己さんとともに先発3本柱の一人として支えました。
桑田真澄の成績、高校からの通算を紹介!
さて, ここからは桑田真澄さんの個人成績を見ていくことにしましょう。高校時代の成績はプロ入り後のような詳しいものは残っていませんが、甲子園での成績は残っています。まずは高校時代から。
高校時代の通算成績(投手として)
桑田真澄さんの甲子園での個人成績は以下の通りです。
25試合登板 20勝(通算記録)3敗 投球回数197・2/3 自責点34 防御率1.55
甲子園勝利回数は歴代2位。甲子園出場可能回数が6回から5回となった学制改革以降での勝利回数は1位となっています。
プロ入り後の通算成績(投手として)
桑田真澄さんのプロ入り後の個人成績は以下の通りです。
・年度別投手成績
年度 球団 登板 防御率 三振 四球
1986年 巨人 15 5.14 57 17
1987年 巨人 28 2.17 151 43
1988年 巨人 27 3.40 139 53
1989年 巨人 30 2.60 155 54
1990年 巨人 23 2.51 115 40
1991年 巨人 28 3.16 175 58
1992年 巨人 29 4.41 152 64
1993年 巨人 26 3.99 158 61
1994年 巨人 28 2.52 185 51
1995年 巨人 9 2.48 61 18
1996年 巨人 - - - -
1997年 巨人 26 3.77 104 37
1998年 巨人 27 4.08 116 46
1999年 巨人 32 4.07 100 57
2000年 巨人 30 4.50 49 28
2001年 巨人 16 4.83 31 19
2002年 巨人 23 2.22 108 38
2003年 巨人 14 5.93 46 16
2004年 巨人 16 6.47 39 28
2005年 巨人 12 7.25 34 23
2006年 巨人 3 6.94 5 1
2007年 PIT 19 9.43 12 15
1995年5月に負傷しトミー・ジョン手術を受けるために渡米しています。1996年は手術の影響で登板していません。復帰したのは1997年の4月からです。
桑田真澄投手は日本では通算442試合に登板し、173勝141敗14セーブ、通算防御率3,55と立派な成績を収めました。
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打者としても一流になれたかも?
桑田真澄さんは打者としても優秀な成績を残しています。打撃に専念していれば一流の打者になれたかもしれません。
高校時代のKKコンビでは清原和博さんの13本塁打に次ぐ6本塁打を記録しています。2人とも当時の高校球界を代表する強打者でした。
ここからは打者としての桑田真澄さんについて見ていきましょう。まずは高校時代の成績から。
打者としての高校時代の成績
桑田真澄さんの甲子園での打者の成績は以下の通りです。
26試合 104打数37安打 打率.356 本塁打6(通算記録)
なかなかいい成績ですね。他のチームだったら4番打者として十分の成績ですよね。
ちなみに清原和博選手の甲子園通算記録は 91打数40安打 打率.440 本塁打13 です。うーん清原選手さすがです。
それでは桑田真澄さんのプロ入り後はどうなんでしょうか。
打者としてのプロ入り後の成績
桑田真澄さんの通算打撃成績は以下の通りです。
・通算打撃成績
試合478 打数890 得点75 安打192 本塁打7 打率.216 出塁率.248 長打率.289 OPS.537
打率、出塁率、長打率、OPSは、通算38本塁打の金田正一さんや通算21本塁打の堀内恒夫さんよりも上です。
そして通算打率.216は1951年以降にプロ入りして、通算500打数以上を記録した投手の中では、歴代最高記録となっています。
打者として優れている点
打者として優れている点はやはりここぞという時に安打を放つところでしょう。
2002年6月19日に行われた対横浜戦では、延長11回の表で控え選手が限られた状況となり、岡島投手の代打に起用されました。そして見事に勝ち越しに繋がる安打を打っています。
打者顔負けのバッティングフォームです。
もし打者に専念したらどんな打者になった?
桑田真澄さんがもし打者に専念していたらどんな打者になったでしょうか。
私は攻守のバランスが取れた打者になっていただろうと思います。
というのも桑田真澄さんは投手としては異例のゴールデングラブ賞を通算8回も受賞しているからです。これは西本聖さんと並び史上最多のタイ記録ですから。
守備には定評があったので、練習したら遊撃手や二塁手で活躍できたと思います。打者としては2番バッターか6番バッターでしぶとい打者でやれたのではないでしょうか。
素質は十分だったと思いますね。
今後の野球人としての期待
桑田真澄さんは2007年に現役を引退してからは野球解説者として活動しながら、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科修士課程で修士(スポーツ科学)を取得しています。
PL学園硬式野球部OB会長や日本野球機構(NPB)「統一球問題における有識者による第三者調査・検証委員会」の特別アドバイザーでもあり、指導者講習会を主催するNPO法人「アミーチ・デル・クオーレ」の理事長も務めています。
他にもいくつか野球に関する団体の要職に就いています。今後も野球人として活躍していくに違いありません。
まとめ
- 桑田真澄さんは高校時代は清原和博さんとともにKKコンビとして活躍した。
- 桑田真澄さんは1986年から20年間巨人の中核選手だった。
- 桑田真澄さんは打者としても成功を収めた可能性が高い。
- 桑田真澄さんの通算打率.216は投手としては過去最高の成績である。
- 桑田真澄さんは投手でありながら守備もうまくゴールデングラブ賞を通算8回も受賞している。
以上、桑田真澄さんについて見てきました。
あらためて個人成績を見てみると打者としても優秀な選手だったことがわかります。
たらればの話ですが巨人に入団後、大谷翔平さんのように二刀流として育てられたとしたら、メジャーリーグで大活躍を見せていたかもしれません。
みなさんはどう思いますか?
さて、今回はここまでにいたします。最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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