掛布雅之阪神二軍監督が今季限りで退任する理由は？退任後の道と後任監督は今岡真訪コーチ？

掛布雅之阪神二軍監督が今季限りで退団の可能性が出てきました。(追記）9月１１日（月）正式に退任発表がありました。

ただ今後の進む道についてはまだしばらく熟考するという事です。

２０１５年に金本知憲一軍監督が就任すると「超変革」という事で若手を育ててどんどん試合に出場させて勝つという方針のもと、その若手を二軍で育てる重要な役割を担うとして、掛布雅之氏が二軍監督に抜擢されたのでした。

引用元：https://www.daily.co.jp/tigers/2017/02/24/00099450...

昨年はその若手が残念ながら活躍できませんでしたが、今季は中谷、北條、伊藤隼人、大山、小野投手らが活躍し、来年も更に若手選手に切り替えていくことが進みそうなので、更に掛布雅之阪神二軍監督の役割が大きくなるだろうと思っていましたので、正直驚きました。

同時になぜ退任するのだろうとその理由が知りたくなりました。

そして退任後、掛布雅之氏はどのような道に進むのか気になります。また阪神ファンの私としては来年優勝して欲しいので、後任の二軍監督は誰になるのか？

気になりましたので探ってみます。

選手時代の実績

１９５５年５月千葉県で生まれ、高校は習志野高校で甲子園に出場します。高校卒業後はドラフト６位で阪神に入団します。１９７４年４月、高卒１年目にして開幕一軍の切符を手に入れます。

引退（１９８８年）までの１５年間の主な成績は１６２５試合に出場し、平均打率.２９２　本塁打３４９本、打点１０１９、１６５６安打です。

引用元：https://middle-edge.jp/articles/SnxIX

そしてタイトルは本塁打王３回、打点王１回、最多出塁数２回、ベストナイン７回、ダイヤモンドグラブ賞６回を取得しています。

守備もうまかったのですね。

１９８５年の球団史上日本一になった時の４番打者で、バース、掛布、岡田のバックスクリーンへの３発は今でも記憶しています。

引用元：https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_...

退任理由は

さて、来年こそは金本阪神が優勝するぞ、そのためには若手選手の更なる台頭が期待され、その指導する役割を担う掛布二軍監督がどうして退任するのか、少し疑問に思ってしまいました。

その退任理由についてです。

元々２年間の二軍監督の契約ではありました。もしかして金本知憲監督と意見がそぐわなくなったのでしょうか。

金本監督は弱点をとことんハードな練習で克服していくやり方で自分自身がそうして超一流選手になりました。

掛布監督は長所をハードな練習で伸ばしていくやり方で自分自身がそうして超一流選手になりました。

そのあたりの方針が若干違うのかも知れませんね。共通しているのはハードな練習です。

実際は球団経営幹部側が来年は優勝が必達で組織の大きなテコ入れが必要と判断したためのようです。

掛布監督は若手選手をじっくりと長所を伸ばす方針ですが、もう時間があまりなく、二軍で調子の良い選手と一軍で調子の悪い選手をどんどん入れ替える方針を球団を取るようようです。

もしかしたら打撃コーチや投手コーチ、スカウトなどフロントを含めて大きな変動があるかもしれませんね。

退任後の道

掛布二軍監督には退任後はフロント入りを球団は望んでいるようです。経験豊富な野球観、野球理論が阪神には欠かせないからです。

ただ、掛布雅之氏のファンである私としては、フロント入りよりも現場で指導してほしいという気持ちもあります。例えば一軍打撃コーチとか、卓越したバッティング理論や実績もありますから、若手選手には必ず、良い指導になると思います。

一方で同じベンチに金本知憲監督と掛布雅之コーチ、この２人の元スターがいるのも、見たい気もしますが実際は難しいのかもという気もします。

また、掛布ファンの私としては一度は一軍の監督としての姿を見てみたいという気持ちもあります。実際今年監督を退任するのが決まっているのが、ロッテの伊東監督、ヤクルトの真中監督です。

特に掛布雅之氏が千葉県出身という事もあり、次期ロッテの監督にという噂もあるようです。

阪神ファンの私としては阪神のために阪神球団の何らかの仕事の道に進んで残って欲しい気持ちと、ロッテで一軍監督としての姿も見てみたいという両方の気持ちでなんだか複雑です。

後任は

さて、掛布雅之氏が阪神の二軍監督を退任した後は誰が後任となるのか。

今のところ現在二軍打撃兼野手総合コーチの今岡真訪氏の昇格が有力になっています。

引用元：http://www.weblio.jp/wkpja/content/%E4%BB%8A%E5%B2...

２０１２年からはロッテで選手兼コーチとして、指導者の経験もあります。

２０１６年から阪神に二軍打撃兼野手総合コーチとして復帰しています。当然金本野球を理解・協力し、掛布雅之二軍監督の元、一緒に若手を指導してきましたから、掛布野球を継承するにももってこいの人物だと思います。

選手時代も巧みなバットコントロールで、穴が無い安打製造機とまで言われた実績もあります。何よりランナーがいる時の勝負強さは印象的で、２００５年には得点圏打率が.３７０と高く１４７打点も記録しています。

引用元：http://bandoueiji.seesaa.net/article/5828597.html

どんな二軍監督になるのか期待しますね。

結局は矢野燿大（あきひろ）１軍作戦兼バッテリーコーチが就任しました。金本監督とは旧知の仲ですから、信頼が厚いと思います。

引用元：https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/news/111924...

参考記事　　　↓

まとめ

• 掛布雅之二軍監督が退任するのは来年３年目の金本阪神が優勝が必達で、球団が組織の大きなテコ入れをするためだと言われています。
• 退任後はフロント入りを球団は望んでいます。卓越した野球観・野球理論が阪神には必要だからです。
• ただ、一軍監督の姿を見てみたいという掛布ファンの声もあり、ロッテの監督という噂もあります。
• 後任の二軍監督に今岡真訪二軍打撃兼野手総合コーチの名前が挙がっています。矢野燿大（あきひろ）氏が就任しました。

私の本音としては来年も掛布雅之氏が二軍監督を務めて、金本知憲監督が来年リーグ優勝・日本一になって勇退し、再来年掛布雅之氏が阪神の一軍監督になるのを希望します。難しいでしょうかね？