Kinki Kidsの堂本剛さんが突発性難聴になって1週間くらい入院され、歌が歌えないという理由で歌番組を欠席されたというニュースが目に留まりました。
突発性難聴って分かっているようで具体的には知りません。また、どんな人がかかり易いのか、何故、歌えなくなるのか具体的に知りません。
そのあたりを探ってみました。
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突発性難聴とは
字のごとく突然発症する難聴で片耳が具体的には耳鳴りやめまいがして、なんとなく耳が詰まったような感じがします。ひどい場合は吐き気や嘔吐します。つい先ほどまでは何ともなかったのが急に聞こえがが悪くなります。
とても怖い病気で放っておくと聴こえなくなる可能性が高いです。1か月を過ぎるとほとんどが治りません。1週間以内が勝負です。おかしいなと思ったらすぐに病院に行きましょう。
そのうち治るというのは危険です。
どんな人がかかり易いのか
今のところはっきりとした原因は分かってはいません。だだし、有力な説はあるようです。
ウィルス性感染説と内耳循環障害説の2つです。(ただし確証は得られていません)
「ウィルス性感染説」とはある特定のウィルスに感染するのが原因と考えられています。主に次の3つの特徴です。
- 発症前に風邪にかかっていた人が多い。
- 一度発症すると再発しない。(免疫ができるから)
- おたふくかぜ、麻疹など急な高度難聴を引き起こすウィルスが存在する。
「内耳循環障害説」は耳の内部の血の循環が悪くなって起きるのが原因と考えられています。主に次の4つの特徴です。
- 内耳血管の痙攣(けいれん)や固まることによるもの、血栓、出血などで循環障害により内耳に機能不全が起きてしまう。
- 発症する年齢が40~60代が多い。
- 治療方法として血管拡張剤、抗凝固剤などの血の循環を良くする薬剤が有効とされることがある。
- 再発しないという特徴は言い切れない。
発症した人の中に、精神的なストレスや肉体的な疲労を感じた時に起こったという場合も多くある。
まとめますと
- 免疫が下がっている人
- 内耳の血液循環が悪くなっている人
- ストレスを感じている人
になります。
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何故歌えなくなるのか
単純に言えば「自分の声」が分かりにくく、聞こえなくなるために音程が取れないからです。例えば「ラ」の音の高さが分からないのです。特に伴奏の音の高さが分からないので、歌うことが出来ません。
片方の耳が聞こえるから歌えるのではと思えますが、そうでもなさそうです。聴力には耳(外耳)から聞く「気導聴力」と耳の周りの頭蓋骨に伝わる振動から聞く「骨導聴力」の2つがあります。
外耳、中耳の障害の場合、気導聴力は低下しますが骨導聴力は機能します。しかし内耳に障害がある場合はこの両方の聴力が低下してしまいます。
堂本剛さんは内耳に障害があるのではないでしょうか。
以前、浜崎あゆみさんがこのような症状になられたのを思い出します。
まとめ
- 突発性難聴とは急に片耳が聞こえづらく耳鳴りやめまいを感じます。ひどい場合は嘔吐します。
- どんな人がかかり易いかというと、免疫が下がっている人、内耳の血液循環が悪い人、ストレスを感じている人です。
- 歌が歌えなくなるのは自分の声が聞こえなくなるために音程が取れないからです。
堂本剛さんの回復を祈るばかりです。
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