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南果歩、乳がんの抗がん剤治療をやめて代替治療へ!それってどうなの?

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渡辺謙さんの奥さんで女優の南果歩さんが乳がんの治療として行っていた抗がん剤治療をやめて代替治療をしていると講演で発表し、波紋を広げています。

代替治療って何なのでしょうか。それって危険なのでしょうか。見ていきたいと思います。

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南果歩の乳がんって?

引用元:http://ure.pia.co.jp/articles/-/51889

南果歩さんは2016年3月に乳がんが見つかり、11日には手術を受けました。ステージは1でした。

ステージ1というと腫瘍は2cm以下で転移も見られない状態です。5年生存率は96.8%。10年生存率でも93.5%とガンの中では予後のいいガンです。

転移が無いという事は手術で腫瘍を取り切れるということで何よりも手術が大事となります。実際果歩さんも発見から速やかに手術をしていますね。そしてその後抗がん剤治療になります。これは手術でとり切れなかったかもしれない目には見えないがん細胞を叩くためです。

果歩さんはその後7月にはハーセプチンという薬で抗がん剤治療を始めたことをツイッターで公表しています。

ところが今年10月1日の「ピンクリボンシンポジウム」で抗がん剤治療をやめて代替治療に変えたと発表しました。抗がん剤の影響で高血圧や手足のしびれに悩まされるようになり、  

平常で100だった血圧が160くらいになり、そのために降圧薬も飲むことになった。薬で上がった血圧を薬で抑えていいんだろうか、と。他に変わるものがあれば、もっと自分の時間を自由に過ごせるのではないか

と医師に相談し、抗がん剤の服用をやめたそうです。そして「現在まで、再発の兆候は見られない」そうです。しかしその講演が波紋を呼んでいます。

代替治療とは

代替治療とは字の通り、「それ(標準治療―抗がん剤)」に「替わる」「治療」のことです。

これの何が問題になるのかといえば、標準治療(手術・放射線治療・抗がん剤治療)というのは、科学的根拠に基づいた観点で、現在利用できる最良の治療であることが示され、ある状態の一般的な患者さんに行われることが推奨される治療のことです。

簡単に言えば科学的に見て一番効果のある治療ということです。難しい言葉でエビデンスがある、といったりします。

でもご存知の通り抗がん剤治療にはとても辛い副作用があることが多いのですね。信じられない量の口内炎であったり、激しい吐き気、肝機能の低下であったりします。髪の毛が抜けるということも、女性とくに女優にはつらいことですね。

ですからこれに替わる代替治療を探してしまうのです。

辛い標準治療に比べると代替治療はとても魅力的に思えます。どんなものがあるかといえば

  • 健康食品
  • サプリ
  • 鍼・灸
  • 漢方薬
  • 丸山ワクチン
  • 人参ジュース

などこれ以外にもいろんな種類があります。

 

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南果歩さんの代替治療は

南果歩さんは、サプリメントを飲み、「がん細胞は低体温で繁殖しやすい」として「代謝を上げて冷え性を治す」ようにしたり、「がん細胞が糖質を好む」として「炭水化物を控え」たり、放射線治療の皮膚への影響を抑えるため「エミュー鳥のオイル」を使ったりしていると発言したようですね。

確かにがん細胞は低体温、いわゆる35℃台の体温だと増殖しやすいのです。それでがん患者さんは体を温めるものとしてショウガを摂るのはよくあることです。また実際に温熱療法(ハイパーサーミア)といって病巣や周囲組織の温度を39~41℃まで上げて体内免疫を活性化させてガンをやっつけるといったこともあります。これはあの小林麻央さんもやっていたようですね。

またガンは糖分を栄養として増殖するとこも知られています。それで炭水化物を控えたりしているそうです。

こういった代替療法で治った、寛解した、と言う人も実際にはいます。今はインターネットでがん患者のブログなどもたくさんあるので情報はすぐ手に入ります。

だけど一番問題なのは有名女優である南果歩さんがこういう発言をすると影響力が大きいということです。

代替治療が標準治療以上に素晴らしいものであるかのように感じてしまうのがこわいところです。

しかし代替治療には明確な根拠がないのです。

代替治療にかける気持ちもわかる

標準治療には明確なエビデンスがないとはいえ、その明確なエビデンスというものがなかなかのものでしっかり調べると厳しいものであることも事実なのです。

抗がん剤は100%効く、というものではありません。生存期間を数か月伸ばすというものです。その間のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)は著しく低下します。

手術後の再発防止にしても100%ではありません。抗がん剤治療をしたから大丈夫ではないのですね。それならば自分の免疫力を高めていこうと思うのもごく自然なことなのです。

ただ、有名女優が代替治療に変えたと講演で話されるとあたかも代替治療が標準治療よりも素晴らしいととるひともいないとはいえません。

ガンの治療はとても難しいです。一人一人の体質が違うように有効な手立てというのもひとりひとり違うような気がします。

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まとめ

  • 南果歩は乳がん手術後、抗がん剤治療をしていた。
  • いまは抗がん剤治療をやめて代替治療に変えている。
  • 体温を高めたり、炭水化物をやめたりエミューオイルをつかっている。
  • 標準治療(手術・放射線・抗がん剤)は明確なエビデンスがあり、一番効果のある治療法。
  • 代替治療は効果がわからない。
  • 有名女優の発言で癌患者の治療に迷いが出ると困る。

実は国立がんセンターも抗がん剤は効かないことを認めています。しかしそれは高齢者の末期がんのこと。南果歩さんのように50代前半ではどうなるのでしょうね。

本当にガンは厄介です。

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