今年も受験シーズン本番が少しづつ近づいてきました。
このころになると40年前の頃を思い出します。
そう、私が大学受験生だったころのほろ苦い思い出です。受験勉強うまくいきませんでした。
今日は吉本のお笑い芸人・ロザンの宇治原史規さん(40歳)から学んだことを紹介します。
宇治原さんと言えば今やお笑い芸人というよりは「クイズ王」ですよね。
クイズ番組では他の人が答えられない問題を正解していますね。
さすが京大卒芸人というところでしょうか。京大現役合格を果たした高校時代にどのような勉強法をしていたのか。宇治原さんのIQはどれくらいなのか。親はどのような方で、仕事は何をされているのか。
気になりましたので探ってみました。
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Contents
京大現役合格したロザン宇治原の高校時代の勉強法
京大を目指した理由がユニーク
宇治原さんの通った高校は大阪教育大学付属高校天王寺校舎です。言わずと知られた超進学校で偏差値は76です。国立の共学校で、古くから知られ、政財界に多くの人材を輩出しています。
京大を目指した理由が、なんと相方(菅広文さん)の一言で芸人になるためだそうです。最初から芸人を目指していたのですね。
普通なら成績も良いから卒業後は一流の会社員、弁護士、銀行マンなどを目指すのが、京大の進学目的に芸人になる選択肢が、すでに高校生の時にあったというわけですから驚きです。
立派というよりほかなりません。相方としゃべるのが好きで、これを仕事にできたら楽しい人生になる。それで一番やりたいのが漫才ということだったようです。
「京大卒のお笑い芸人」それだけでいじられる、注目されるということがすでに計算済みだったというわけです。
今、大卒の中で就職した企業などを3年以内に辞める人(いわゆるミスマッチ)が実に30%もいる時代。大学に行く目的、就職先で何をしたいかが決まらないままの人が多い・・・。
実は私もそうだったので偉そうには言えませんが・・・。
合格できた勉強法は
受験勉強が始まった最初の模試では「E判定」、合格不可能という判定です。
普通この時点であきらめるか、私の40年前の時のように、むちゃくちゃ焦ってしまって、勉強が身につかなくなるかですが、宇治原さんは「戦い方を知ろう」と冷静に計画を立てたのです。
まず最初にしたことは
- まず京大の過去問を読んだこと。実際に肌でレベルを感じると「全然解けない」、でも頑張って勉強したら「解けないことないな」と感じたそうです。
- 最終的に試験の翌年の2月に解けたらいいやと割り切れたこと。
- 目標を明確に持つことができ、そのためにいつ頃までに基礎問題を終わらせ、次のいつごろまでに応用問題をやって、いつ頃過去問をやってというような、大きな目標を立てました。
- 京大合格者の平均受験勉強時間が10時間ならば、自分は11時間やれば合格できる。
- そう思ってスケジュールを決めていったようです。
- 大から小へとスケジュールを落としていきました。
なかなか高校生が自分の考えでできることではないですよね。
センター入試対策は
センター試験は確実に解ける問題を増やすこと。センター試験は基本問題がどれだけ身についているかを問う問題だからです。
センター試験の出来事から学ぶこと
実は宇治原さん、数学の試験の最中に失神してしまったそうです。途中で保健室に運ばれ、万事休す?
ではありませんでした。
次の科目の試験の時には冷静に、開き直って他の科目で挽回したら良いと。そして見事に挽回し、1次試験合格しました。普通なかなか冷静になれませんね。あきらめてしまいそうですよね。
2次試験でも解けるはずの問題に行き詰ったが、1次試験の経験が生きて、無事乗り切れました。
何かに行き詰まった時にいわゆる「できる人」と「できない人」の違いは焦って我を失ってしまうか、冷静に立ち返り普段の自分になれるか。
この違いでしょうか。大きな差を生みますね。
クイズ王になれた理由とは
クイズ番組を見ていると、よく間違えたり、答えが出てこなかった解答者を見ます。知っていたのに答えが出なかった、問題を最後まで聞かずに答えてしまう。これは焦りから我を忘れてしまうのでは・・・。
宇治原さんはあの受験勉強の体験が生かされて、クイズ番組の解答中でも冷静になれるのではないでしょうか。
それからもう一つ、高校時代(大阪教育大学付属高校天王寺校舎)は超進学校でありながら、学校からは「受験勉強、受験勉強」と言われ無かったから、自分で考える癖がついたとも言っています。
何事も自分で考える癖がついているからこそ、普段からいろいろなことに興味をいだき、幅広い知識が身に付き、それがクイズに活かされるように思えます。
関連記事:カズレーザーの学歴・高校時代、大学時代はどんな学生だった?社会人になってからは?
宇治原さんから受験生に方にアドバイス
難問より基本問題を大切にと言っています。
無理に点数を取りに行かなくても良いので、基本問題をきっちりとれるようにとのことです。
うーむ、これは受験だけではなく、全てのことに通ずることかもしれませんね・・・ね。
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IQと親の仕事
IQは
ロザン宇治原さんは、高知能指数集団「メンサ」会員も認めた本物の天才です。
宇治原さんは、京大卒という高学歴だけで売れているわけではありません。
高学歴に加えクイズ番組で活躍するため日夜、クイズ番組に出そうな問題を自分で研究し、学習しています。その辺の普通の一発屋芸人とはスタンスが違います。
またロザン宇治原さんは、ある番組企画で、1946年イギリスで設立されたという、全人口のうち上位2%以内の知能指数を有するものだけが加入できる高・lQ団体「MENSA(メンサ)」の日本支部の試験に挑戦し、見事正式会員となっています。
正確なIQは分かりませんが、推測で148~158ではないかと言われています。
脳科学者の茂木健一郎氏も(メンサ)会員です。
親の仕事は
父親は団塊の世代を勝ち抜いてきたサラリーマンで関西にある松下電工の副社長を務めた、いわゆるエリートでした。もちろん家庭も裕福で、きっちりした家庭であったことは間違いありません。
大阪教育大学付属高校天王寺校舎に入学されたことからも、幼少期からきっちり教育をされた家庭であったと思われます。
従って、京大に入れたのに芸人になることに最初反対され、相方の菅広文さんのことが許せなかったようです。息子を芸能界に引きずりこんだからという思いからです。
まとめ
- 高校は大阪教育大学付属高校天王寺校舎で超進学校です。
- 京大現役合格できた勉強法は、今ダメでも実際の受験時期までにできるようになってれば良いという計画を立て、それに向けて人より少し努力をしたこと(勉強時間10時間を11時間に頑張る)。
- 基本問題を解く力を身に付けて、そこから応用力を付けていくこと。
- IQは148~158と高く、「メンサ」の正式会員です。
- 父親は松下電工の副社長まで務められた方です。家庭もしっかりした教育環境にあったようです。
今後のロザン宇治原さんのますますの活躍を期待します。
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