埼玉西武ライオンズで投手として活躍する平良海馬さん。
昨シーズンまではセットアッパーとして起用されることが多かったのですが、今シーズンからは本人の希望で先発に転向することになりました。
そこで今回は「平良海馬のクイックフォームは筋トレのおかげで凄い?球種は何?」をテーマに調査してまとめました。
画像や動画を掲載しているので、どうぞ最後までお読みください。
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プロフィール
埼玉西武ライオンズ 平良 海馬投手の直筆サインカードです。 pic.twitter.com/gTeb6lOciy
— 趣味チャンネル~ (@channel_persian) January 8, 2023
■平良 海馬
・出身地:沖縄県石垣市
・生年月日:1999年11月15日(23歳)
・身 長:173cm
・体 重:100kg
選手情報
・投球/打席:右投左打
・ポジション:投手
・プロ入り:2017年 ドラフト4位
・初出場:2019年7月19日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
・沖縄県立八重山商工高等学校
・埼玉西武ライオンズ (2018 - )
平良 海馬(たいら かいま)は、沖縄県石垣市出身のプロ野球選手です。
右投左打で埼玉西武ライオンズに所属しています。
日本プロ野球における、連続登板無失点記録(39回)保持者です。
小学校から捕手として野球を始め、真喜良サンウエーブに所属していました。
中学校では石垣島唯一の硬式チームである八重山ポニーズに所属します。
2年から投手に転向しました。
3年にはポニーリーグで全国大会に出場しています。
中学卒業後は沖縄県立八重山商工高等学校に進学しました。
1年から外野手兼投手として公式戦に出場しています。
3年夏の県大会では、首里高校を相手に自身の暴投が決勝点となり、0-1で1回戦敗退しました。
3年間で春夏ともに甲子園球場での全国大会への出場経験はありません。
なお高校時代には最速154km/hを記録しています。
2017年10月26日に行われたドラフト会議で、埼玉西武ライオンズから4位指名を受け、11月16日に仮契約を結び入団しました。
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クイックフォーム
クイックフォームとは正確にはクイックモーションと呼ばれ、投手が投球動作を小さく素早くすることで、盗塁を防ぐ投法を指します。
反則投球のクイックピッチとは異なります。
なお、クイックモーションという呼称は和製英語であり、メジャーリーグベースボールではスライドステップと呼ばれます。
クイックモーションは足をマウンドからスライドさせるように投げたり、あらかじめ膝を曲げて重心を低くしたりするなど、何らかの投球動作を簡略化して投げます。
一般に投球開始から捕手にボールが到達するまでの時間が1.2秒台で及第点とされています。
走者の盗塁を防ぐ効果が期待できる一方で、通常の投球と異なるメカニズムで投げるため、球速や制球が劣化する傾向があります。
また、無理なフォームから投じることで、故障につながる場合もあるので注意が必要です。
どんなフォーム
一般的には投手が走者を背負った際の、緊急避難的な投球がクイックモーションなのですが、平良海馬さんはどんなフォームで投げているのでしょうか。
You Tubeの「Pacific League TV Official」で、動画が紹介されているので見てみましょう。
■平良海馬 これは打てない…『ズドン・グインと奪三振』まとめ《THE FEATURE PLAYER》
普通の投手のような「ため」がなく、文字通りクイックに投球してることがわかります。
クイックなのに凄い球投げる?
平良海馬さんは塁上の走者の有無にかかわらず、セットポジションからクイックモーションで投球します。
直球の最速は160km/hで、平均155.4km/hを記録しています。
クイックモーションでは異例の、凄い球であるのは間違いのないところです。
クイックは打たれにくい?
元プロ野球投手で解説者の五十嵐亮太さんは、2021年12月31日放送の『フルタの方程式(テレビ朝日系列)』で、平良海馬さんについて次のように評しています。
「クイックモーションで150km/h後半出せるってなかなかないです」
「日本で間を取って打つバッターが多い中で、クイックであれだけ速い球を投げたらそりゃ打てない」
つまりクイックモーションで投げられると、打者はタイミングが合わせられないので、ただでさえ打ちにくくなります。
その上、平均155.4km/hの速球ですから、平良さんからヒットを打つのは至難の業というわけです。
筋トレが凄い?
スポーツメディアは平良海馬さんの筋トレについて、次の様に報じたことがあります。
筋肥大トレで“怪物”目指す西武・平良海馬。
理想は「サファテ投手のような直球」
最大100キロあった体重は現在94キロ。
しかし筋肉量は「増えた」と不敵な笑みを浮かべるのは3年目の平良海馬だ。
現在、自主練習期間の中で力を入れているのは筋力アップ。
その対象は「(身体の)全部です」と豪語する平良だが、球のスピードアップが目的だ。
5月7日はアップを終えた後、キャッチボール、ブルペンでピッチングをし、1時間ほどウエート・トレーニングを行った。
胸筋中心のトレーニングとなるが、95キロのベンチプレスを10度持ち上げ、磨きをかけていく。
引用元:週刊ベースボール・オンライン 2020年5月8日(https://column.sp.baseball.findfriends.jp/?pid=column_detail&id=097-20200508-14)
このときのベンチプレスの重量は95kgですが、実際には130kgを持ち上げるという情報もあります。
もしこの情報が正しければ、ボディービルダーや、ウェイトリフティングの選手と変わらないことになります。
やはり、クイックで投げるには故障しない強靭な体が必要です。
この筋トレで鍛えているのですね。
球種は何?
平良海馬さんは直球のみならず、スライダーやカットボール、チェンジアップなどといった切れのよい変化球も持ち合わせています。
自費でトラッキングマシンの「ラプソード」を購入し、数値と感覚とをマッチングさせ、変化球に磨きをかけているそうです。
球界屈指の速球を持ちながらも、「いろいろな球種を投げたい」という考えの持ち主です。
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まとめ
以上、埼玉西武ライオンズの平良海馬さんについてみてきました。
ベンチプレスで鍛え上げた上半身から、力強いクイックモーションで投球するので、一流の打者でも打ち返すこともままなりません。
今シーズンからは先発に転向するので、投球が楽しみですね。
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