阪神タイガースで内野手として活躍する中野拓夢さん。
昨年の入団ですが今シーズンのオープン戦から一軍に定着しています。
そこで今回は「中野拓夢の成績はドラフト評価以上?守備位置はどこがベスト?」をテーマに調査しまとめました。
最新の成績も掲載しているので、どうぞ最後までお読みください。
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中野拓夢のプロフィール
2回、先制適時打を放ってガッツポーズの #中野拓夢 選手。少しはにかんだ笑顔が初々しいです pic.twitter.com/WercXI0EK9
— スポニチTIGERSフォト (@Sponichi_Tfoto) April 14, 2021
■中野 拓夢
・出身地:山形県天童市
・生年月日:1996年6月28日(24歳)
・身 長:171cm
・体 重:69kg
選手情報
・投球/打席:右投/左打
・ポジション:内野手
・プロ入り:2020年 ドラフト6位
・初出場:2021年3月26日
・年 俸:800万円(2021年)
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
・日本大学山形高等学校
・東北福祉大学
・三菱自動車岡崎
・阪神タイガース(2021 - )
中野 拓夢(なかの たくむ)さんは、山形県天童市出身のプロ野球選手です。
阪神タイガースに所属しています。
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成績
ここからは中野拓夢さんの成績について見ていくことにしましょう。
高校時代、大学時代、社会人時代をそれぞれチェックします。
プロ入り以降は現在までの成績をご紹介します。
アマ時代
■高校時代
中野拓夢さんは小学3年生から軟式野球を始め、中学時代は「山形シニア」に所属し、主に遊撃手を務めていました。
日大山形高校入学後、1年時は控え遊撃手としてプレーしますが、2年夏からは1学年上だった正遊撃手の奥村展征さん(現:東京ヤクルトスワローズ)との兼ね合いで「2番/二塁手」に定着します。
2年夏には甲子園大会に出場し、山形県勢初の夏ベスト4入りに貢献します。
準決勝の前橋育英高校戦では、髙橋光成さん(現:埼玉西武ライオンズ)から安打を放ちますがチームは敗れました。
3年からは「3番/遊撃手」を務め、夏は県大会準決勝で酒田南高校に敗れています。
■大学時代
中野拓夢さんは高校を卒業すると東北福祉大学に進みます。
同大学では1年春からベンチ入りを果たしました。
また大塚光二監督の助言で一時期はスイッチヒッターにも挑戦しています。
3年春と4年春秋にベストナインを獲得。
4年時に出場した大学選手権では、国際武道大学との決勝戦で、伊藤将司さん(現:阪神タイガース)から適時打を放つ活躍で優勝に貢献しています。
■社会人時代
大学を卒業した中野拓夢さんは三菱自動車岡崎に入社します。
同社では1年目から遊撃手としてレギュラーに定着。
同年の日本選手権では「3番/遊撃手」として打率.421、4打点を記録しベスト4入りに貢献。
冬にはアジアウインターベースボールリーグに参加し、大会1位の26安打、同2位の打率.371を記録しました。
2年目の都市対抗野球予選では、2本塁打を放つなどの活躍で本戦出場を果たしています。
2020年のドラフト指名後に出場した都市対抗本戦では、同じく阪神から2巡目指名を受けた伊藤将司さんを擁するJR東日本との一回戦に「2番/遊撃手」としてスタメン出場しましたが、先発した伊藤さんの前に4打数無安打に終わり、チームも伊藤さんに完投を許した末にサヨナラ負けを喫しています。
プロ入り後
中野拓夢さんは2021年3月26日に初出場を果たしています。
2021年6月4日現在までの打撃成績は次の通りです。
■年度別打撃成績
年度 試合 打席 得点 安打 打率
2021 45 148 18 39 .293
1年目からの成績としては十分ではないでしょうか。
ドラフトの評価は?
2020年のドラフト会議では阪神タイガースは、指名選手を8名と育成選手を1名取っています。
中野拓夢さんは6巡目で指名されているので、ドラフト6位ということになります。
そして契約金3500万円、年俸800万円で入団しています。
ドラフト評価以上?
中野拓夢さんはドラフト6位と下位入団ですが、オープン戦から抜群の守備を見せ一軍に定着しています。
打撃の方も好調で安定した活躍を見せています。
ドラフト会議の順位は当てにならないものですが、それにしてもこれまでの成績はドラフトでの評価以上と言っていいでしょう。
1位の佐藤輝明選手、2位の伊藤将司投手に次ぐ活躍と言っていいでしょう。
関連記事:佐藤輝明の出身高校・大学の成績は?阪神でのポジションは?
関連記事:阪神・伊藤将司の横浜高校時代とドラフトの評価は?成績と球種で分かる!
守備位置はどこがベスト?
中野拓夢さんは自らを守備の選手と語るほど、ショートの守備に自信を持っています。
守備範囲も広く打球に対する反応の速さも持ち合わせています。
打者によって守備位置を変えるなど柔軟性も見受けられます。
送球にはやや問題があるようですが、これから改善されるでしょう。
したがってベストポジションはショートということになります。
実際、試合ではファインプレーを連発しています。
終わりに
以上、阪神タイガースの中野拓夢さんについて見てきました。
昨年の入団で早くも今シーズンで一軍に定着しています。
社会人野球から入団する選手は即戦力を期待されるわけですが、球団の期待以上の活躍を見せています。
この調子を保てば来シーズンの年俸は必ずアップされるはずです。
中野拓夢さんからは目が離せないようですね。
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