長澤まさみのミュージカルの評判は下手というのは本当？ CM虫コナーズの関西弁はめっちゃ上手い！

大河ドラマ「真田丸」のキリ役もぴったりだった長澤まさみさん。デビューはなんと12歳！順調に女優の道を歩いている長澤まさみさんですが、ミュージカルに初挑戦しました。その時の評判がどうも下手というものなんです。本当のところはどうなんでしょうか。

また、「虫コナーズ」のCMはとても評判がよく、特に関西弁がめっちゃうまい！とのことです。関西弁歴ウン十年の私が厳しくチェックしてみました。

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長澤まさみのミュージカルって何？

それは「キャバレー」で、1966年にブロードウェイで初演されました。その後ロンドン公演、ブロードウェイ再公演を繰り返したいわばミュージカルの名作です。日本では前田美波里やあの真矢みきさんも主演されています。その名作に長澤まさみさんがミュージカル初挑戦、歌姫サリーを演じたということです。

ミュージカルに挑戦するにあたってこのようなコメントを残しています。

またひとつ女優として新たな一歩を踏み出したく、挑戦することにしました。
これが最後のミュージカルになるくらいの気持ちで勝負作だと思ってのぞみたい

相当な覚悟ですね。また、

なんでもします。

とも言っておられ女優魂を感じます。それなのに下手という評判はどうなんでしょうか。。

ミュージカルでの上手い下手でいうと演技力と歌唱力になりますが、長澤まさみさんはどうなのでしょう。

ミュージカルを見たわけではありませんが、「世界の中心で愛を叫ぶ」や「真田丸」で見る限り演技力はありますよねえ。ネット上では上手下手両方の意見がありますが、そんなに下手ではないと思うのですがいかがでしょう。

受賞歴では2003年度の第27回日本アカデミー賞・新人俳優賞から始まりブルーリボン賞、ゴールデンアロー賞、そして2015年度の第39回日本アカデミー賞・優秀助演女優賞まで実にたくさん受賞されています。これから考えても演技力はあると思ってもいいのではないでしょうか。

では歌唱力はどうでしょう。実際にはあまり歌っているところは見ないのですがドラマ「若者たち」の弾き語りのシーンがあります。

とっても上手ですね！しかし、しかしですよ。ミュージカルとなれば発声法が違うでしょ、というところですよね。ミュージカル俳優の中では少し厳しいのじゃないかなというのが正直なところですね。いやもちろんその後ミュージカルに向けての発声練習をしたにはちがいないでしょうけど。

このあたりが意見の分かれるところかもしれませんね。

しかし長澤まさみさんのスタイルの良さや演技上でのセクシーさも相まってなかなかの好演だと言えると思います。

次に関西弁がとてもうまいと評判のCMを見てみましょう。

まずこちらのyoutubeを見てみましょう。

この関西弁はめちゃくちゃ上手ですね。関西人が聞いてもネイティブ（こう言うのか？）がしゃべっていると思うくらいです。ちなみに画像の男性は松尾スズキさんでミュージカル「キャバレー」で演出をされた人です。「キャバレー」直後の撮影なので話題性もあり、粋なキャスティングですね。

松尾スズキさんは関西人みたいですね。ものすご～～く厳しくみると、長澤まさみさんの「ぐぐぐぐぐ～」アクセントが微妙～です。松尾スズキさんと聞き比べてみてください。

おわかりになりました？ネイティブ関西人？だと「ぐぐぐぐぐ～」は一直線に言うのですが長澤まさみさんは少し高さに上下があります。なんちゃってこれはあまりに厳しいですね。

それでも長澤まさみさんはとても耳がいいのでしょう。今までいろんな役者さんが関西弁を話すのを聞きましたがここまで上手な人はいないような。ひょっとして長澤まさみさんは関西育ちでしょうか。違いますよね。となったらただただ驚きです。もっとテンポよくサッサと言うともはやアンビリバボーの世界です。

また、ちょっとした間やとろんとした仕草、表情も関西人特有の間合いを意識してのことでしょうか、すごく上手いと思いました。

「世界の中心で愛を叫ぶ」や「プロポーズ大作戦」の頃の長澤まさみさんはきれいと可愛いを足して2で割ったような感じでしたがこのごろは美人女優的イメージだけではなく、面白味や可笑しさも表現できる女優になってきたように思います。

またこれだけ関西弁がうまければ何か関西人の役どころもありと思うのですが。