昨年12月にオリックス・バッファローズの金子千尋選手が2018年の契約を完了しました。
最近の年棒が高すぎるのではという人もいます。
これまでの年棒の推移と2017年の成績から探ってみます。
また、韓国人という噂もあります。そこも調べてみます。
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金子千尋のこれまで
1983年11月、新潟県三条市で生まれました。(今年で35歳)
「身長」: 180 cm
「体重」: 77 kg
長野商業高校では、2年春の第72回選抜高等学校野球大会に出場しました。
卒業後はトヨタ自動車に入社し、2004年のプロ野球ドラフト会議において、自由獲得枠で入団。近鉄バファローズとオリックス・ブルーウェーブの合併によって誕生したオリックス・バファローズの1期生になった。
1年目の2005年は肘の故障の影響で、医師や理学療法士を交えたリハビリを優先します。その影響で、一軍公式戦での登板機会はありませんでした。
故障が癒えた後には、オリックスの二軍(サーパス神戸)の一員として、ウエスタン・リーグの公式戦12試合に登板します。勝敗は付きませんでしたが、防御率0.69という好成績を残すことができました。
2年目の2006年にプロ初勝利を挙げて、そこからはご存知のような活躍を見せて2010年頃からはオリックスのエースとなります。
年棒と成績の推移
年 | 年齢 | 年棒(万円) | 勝数 | 負数 | セーブ数 | 防御率 | 奪三振数 |
2005 | 22 | 1500 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2006 | 23 | 1200 | 1 | 1 | 0 | 3,54 | 22 |
2007 | 24 | 1700 | 6 | 2 | 1 | 2,79 | 68 |
2008 | 25 | 3000 | 10 | 9 | 0 | 3,98 | 126 |
2009 | 26 | 5000 | 11 | 8 | 4 | 2,57 | 165 |
2010 | 27 | 7800 | 17 | 8 | 0 | 3,30 | 190 |
2011 | 28 | 1億5000 | 10 | 4 | 0 | 2,43 | 123 |
2012 | 29 | Ⅰ億6000 | 4 | 3 | 0 | 2,40 | 56 |
2013 | 30 | 1億2000 | 15 | 8 | 0 | 2,01 | 200 |
2014 | 31 | 2億 | 16 | 5 | 0 | 1,98 | 199 |
2015 | 32 | 5億 | 7 | 6 | 0 | 3,19 | 79 |
2016 | 33 | 5億 | 7 | 9 | 0 | 3,83 | 125 |
2017 | 34 | 5億 | 12 | 8 | 0 | 3,43 | 141 |
2018 | 35 | 5億 | |||||
通算 | 28憶3200 | 116 | 71 | 5 | 2,91 | 1495 |
2014年は勝ち星も過去最高で、負け数も少なく、防御率も1点台と素晴らしい成績で沢村賞、MVP等を獲得します。
年棒は高すぎるのか?
2015年からの4年20億の契約が3年経ち、今年はいよいよ最終年になります。
2015年、2016年の成績は正直、期待外れといっても過言ではないでしょうか。やっぱり、球団としてもファンとしても納得できる成績ではないでしょう。もちろん本人が一番納得はしてないでしょうけど・・・。
野球は一人でやるものではなく、ピッチャーがいくら頑張っても点を取ってくれなかったり、エラーがらみで失点するものですから、チーム事情というのも関係してくると思います。
しかし、防御率も2015年以降からはそれまで2点台であったのが3点台になっていますので、やっぱり本調子でなかったのでしょう。
毎年2桁以上の勝ち星を期待されていましたから4年間で最低40勝はしてほしいものです。過去3年間は合計で26勝ですから2018年は最低あと14勝はしてほしいものです。
そうしないと年棒は高すぎるといわれても仕方がないと思われます。
最もオリックスという球団は割と全体に年棒は高いほうではないでしょうか?財力のある球団だと思います。
2017年成績
12勝 8負 0セーブ 防御率 3.47 奪三振数 141個
数字だけ見ると金子の実力ならこれくらいはできて当たり前ですがよかったのではないでしょうか?
しかし、本人からは1年間を通して安定しなかったし、被本塁打21本はワースト、打たれたくない気持ちが強く、コーナーぎりぎりを狙って投げたことで四球が多く、ランナーがいるときに打たれてしまったことも多かった。
毎回ランナーを背負って投げていたので、毎試合打たれたという感が強いらしいです。
2018年はすべての面(勝ち星は多く、負け数は少なく、防御率も1点台、奪三振も200個近く)でこれまで一番成績が良かった2014年以上を目指すと言っています。
(追記)結局2018年は4勝7負0セーブ 防御率 3,87 奪三振72という成績でした。2014年の成績をどれも上回ることはできませんでした。
韓国人という噂はガセ?
俗に「金」という漢字が名前についていると韓国籍の方と思われがちなようですが、金子千尋投手は新潟県で生まれました。日本国籍の方のようです。
完全にガセネタですね。
名前だけで判断するのは軽率かもしれません。
まとめ
- 4年間で年棒は20億、年間5億円です。毎年10桁の勝ち星を挙げてほしいので4年で40勝、これまでの3年間は16勝ですから、今年(2018年)は14勝は最低でもしてほしいです。
- そうしないと年棒が高すぎると言われても仕方ないと思います。
- 年棒推移は1500万円でスタートし、7年目で1億円を超えて、2015年から2018年の4年間は年棒5億円とNPBの中でも最も高い年棒となりました。
- 成績推移も2008年からは2桁勝利を挙げるようになりました。まぎれもなくオリックスのエースです。
- 金子千尋投手は韓国人という噂があるようですが、ガセネタで日本国籍の方です。
2018年はかってのように大活躍されることを期待します。残念ながら活躍はできずにオリックスを自由契約となりました。
そして日本ハムに電撃入団が決まりました。
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