WBCバンタム級の世界王者、山中慎介が今夜(8月15日)行われるタイトルマッチで、具志堅用高が持つ日本記録、世界王座13連続防衛に挑戦する。果たして並ぶことが出来るか。
何故、山中慎介選手はこんなにも強いのかその秘密を探ります。
また、山中選手を支えるかわいい嫁さんはどんな方か。そしてその嫁さんのためにも頑張って稼いだファイトマネーは一体総額でいくら位になるのか、気になったので調べてみました。
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山中慎介の強さの秘密
「神の左」と言われている、左ストレート、分かっていても避けられない。そんなパンチです。本当に分かっているのでしょうか?分かっていたら避けられるような気がするのですが?
普通ボクシングは相手と対峙していますから、両手は顔の前でガードしています。パンチを打つ時は一度バックに引いてパンチを打ち出します。そうしないとエネルギーが溜まらず、強いパンチは打てないですよね。
このバックに引く際に相手はパンチがくるのが分かってガードするか、避けるかします。このバックに引く時間が短ければ短いほど相手はガードが遅れたり、避けることが出来ない訳です。ですから山中選手はこのバックに引く時間が極端に短いのかもしれません。
ところが山中慎介選手の場合はこのバックに引くのがほとんどないに等しく、力まずに肩から真っすぐに「スー」と出てきます。しかもそのパンチには回転が掛かっていて当たる瞬間に拳を少し内側に捻りこむ「コークスクリューパンチ」になっています。従って見た目よりも破壊力があるわけです。これが「神の左」の強さと言える以遠です。
従って左パンチを警戒していて分かっていても、打たれる瞬間は分かっていないのです。
もう一つ相手にとって厄介なのは「距離感」です。この距離なら左パンチはあたらないなと相手が思う距離でも、山中選手独自の距離感があって、スーと手が伸びてきてあたってしまうのです。
しかもこのパンチを繰り出すのが、相手が打ち終わる時、つまり一番ガードが甘くなった時ですから、もう避けきれないですよね。
このように技術的に凄いものがあります。もちろん技術だけでなく世界戦の12Rを戦う精神的な強さも兼ね備えています。
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かわいい嫁とは
山中さんは2011年3月から交際をスタートしています。そして2011年11月にはWBC世界チャンピオンになっています。2012年4月6日にWBC世界戦初防衛。
2012年4月24日に3歳年下の菊池沙也乃さんという方とご結婚されています 。奥さんは沖縄県出身で、沖縄県本部町のミスに選ばれたかわいい美人です。
2012年2月に奥さんの自宅で、4月に一度目のWBC世界防衛戦を控えていた山中選手、奥さんに「防衛に成功したら結婚してください」と告げ、4月6日に行われた初防衛戦では見事に勝利を収め、お二人は結婚したそうです。
山中選手、カッコいいですね!「もし負けたらどうしよう」 なんて考えなかったのでしょうね。勝つ自信があったのでしょうね。いや勝たなければと必死だったのでしょう。
とにかくこの菊池沙也乃さんと交際を始めて結婚してから、世界チャンピオンになってずっと負けなしで来てるわけですから、そういう意味でも「あげまん」ですよね、単にかわいくて美人だけではこうはならないでしょう。
山中選手は「笑いのツボや性格、価値観が全く一緒。食事も栄養バランスはもちろん、見た目も美しい料理を作ってくれるので、食事が楽しみで、ハードな練習に取り組める」と言っています。嫁さんのためにも負けられないですよね。
大概一流のアスリートの陰には「あげまん」の嫁さんがいますね。
ファイトマネー総額は
さて山中慎介選手のこれまでの成績ですが、29試合27勝(KO19)0敗2分け です。
WBC世界バンタム級王座に12回の防衛に成功しています。
強いです。負けなしです。いったいこれまでのファイトマネーは総額いくらくらいになるのでしょう。
世界戦の1試合のファイトマネーはその階級によって違いがあるようで、一番軽いミニマム級からヘビー級まで17階級あって、大体2000万円から1億円と言われています。山中慎介選手はバンタム級で、5番目に軽い階級になります。
参考に階級を示します。
- ミニマム級
- ライトフライ級
- フライ級
- スーパーフライ級
- バンタム級
- スーパーバンタム級
- フェザー級
- スーパーフェザー級
- ライト級
- スーパーライト級
- ウェルター級
- スーパーウェルター級
- ミドル級
- スーパーミドル級
- ライトヘビー級
- クルーザー級
- ヘビー級
ミニマム級が2000万円とすると1階級上がるごとに500万円加算され次のライトフライ級は2500万円になり、一番重い17番目のヘビー級は1億円になります。
山中選手のバンタム級は5番目の軽さになりますから4000万円ということになります。もちろんこれは目安で、世間の注目度で上下します。注目度が高ければTVの放映権など興行収入も変わってきます。
ですから試合によっては4000万円以下の場合もあったでしょうし、それ以上の場合もあったと思います。
まあ、目安としてこれまでチャンピオンになった試合、防衛してきた試合12試合、合計13試合ですから、13試合×4000万円=5億2000万円ということになります。
ここから所属事務所に33%入りますから、山中選手のところには約3憶5000万円入ることになります。
凄いですね。菊池沙也乃さん、さすが見る目がありましたね。
参考記事 ↓
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まとめ
- 山中慎介選手の強さの秘密は力まずに「スー」と出てくるパンチに避ける時間が間に合わないこと。しかもパンチに回転がかかる「コークスクリュー」パンチになっていて破壊力があること。そして距離感が届かないだろうと思う距離でも手が伸びてきて当たってしまうことにあるようです。これでは相手は避けきれないです。
- 嫁さんは美人でかわいい沖縄県出身の方です。「あげまん」と言われるのは交際を始めてからチャンピオンになり、結婚してからも負けなしです。
- ファイトマネーは1試合バンタム級は4000万円位と思われますので13試合戦っていますので合計5億2000万円くらいと予想します。
<追記>残念ながら本日の試合では負けてしまいました。4R・TKO負けです。2Rの左ストレートがヒットして今日もいけると思ったのか、少し様子を見に行って相手のパンチをもらってしまったようです。たくさん試合をしてくるとどんなチャンピオンでも油断してしまいます。だから連続防衛というのは難しいのですね。
まだまだ山中選手の左は脅威です。今はゆっくり休んでまた復活されるのを期待します。
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