TVでよく見かける姜尚中さん。いつもクールで知的で論理的に話される姿にかっこいいなという思いと、でもどこか影があるかな、と感じていました。
何故そう感じるのか、今回息子さんや奥さんのことを調べますと、息子さんを亡くされていたんだということを初めて知りました。
その原因と言われるのが統合失調症・神経症だということ、イケメンであったということ、お名前も知りました。またそのことが原因で離婚の危機もあったようです。
今回はそのあたりを探ってみます。
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東大教授の姜尚中の息子はイケメンだが統合失調症・神経症で亡くなった ?
TVでおなじみの姜尚中(かんさんじゅん)さん
熊本県熊本市出身の政治学者で東京大学名誉教授・熊本県立劇場館長をされています。出身は早稲田大学で専門は政治学・政治思想史です。在日韓国人二世で通名は永野 鉄男。1950年生まれで現在は67歳になります。
TV番組で評論家として活躍されています。物静かな語り口にも鋭く論理的に分かりやすく解説されるのでファンは多いと思います。
息子さんの病気は
長男である息子さんは2013年5月にこの世を去っています。「呼吸困難」が原因と姜尚中さんは言っています。
息子さんは生まれた時、逆子で生まれ、生まれたときから多分、神経のインパルスが欠落していたというのがあったそうです。逆子で生まれてきて、羊水が肺に入ってしまい、保育器にかなり長くいましたからそうなったのだと言います。
人によっては神経系の接続が非常に悪くなったりする病気があり、それが大きな原因だったと姜尚中さんは言っています。
そのため息子さんは中学の時に強度の統合失調症と診断され、姜尚中さんは多くの病院に息子さんを連れて回りました。膨大な量の薬を飲みましたが治らず、高校に行ってからは神経症にもなってしまい、次第に引きこもってしまいます。そして26歳の若さで自らの命を絶ったようです。
統合失調症とは脳内にある神経伝達物質ドーパミンの伝達系の異常が原因で症状が現れる脳の病気です。神経症は心因反応が基で起こるものでストレスが転換されて起こるものです。
統合失調症は内因性の病気であり神経症は心因性の病気で全く原因が異なる病気です。
姜尚中さんは自ら命を絶ったと言わないのは病気が原因でそうなったのだから病気で「呼吸困難になった」と言っています。親の気持ちはよくわかります。姜尚中さんは4年間息子の死を公表することができませんでした。
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息子さんはイケメン
息子さんの名前は姜尚大さんと言います。写真を拝見すると父親に似てハンサム・イケメンです。名前と写真は控えようとも思いましたが、姜尚中さんが息子の存在をきちんと残しておきたいと言っていますので、公表させていただきます。
妻とは離婚?
妻になられた方とは姜尚中さんが早稲田の学生時代によく行った喫茶店でアルバイトをしている時に知り合ったとか。最初は一方的に姜尚中さんが一目ぼれだったようです。
その後2人は交際に発展し、結婚されますが国籍の違う2人であったが、妻側の両親は反対もなくむしろ姜さん側の母親が反対されたようですが、姜尚中さんの熱心さに許しを得たようです。
しかし、その後長男のことで両方とも苦労し、悩み、それぞれが違う宗教を信じることになり、少し溝ができてしまったようですが、離婚にまでは至っていないようです。
まとめ
- 姜尚中さんは息子は病気が原因で「呼吸困難」で亡くなったと言っています。自ら命を絶ったようですが、その行為が病気からくるものなので、あくまで病気と言っています。親の気持ちは当然そうでしょう。
- 息子さんは父親に似てイケメンです。
- 妻とは宗教上で少し溝ができたようですが、離婚には至っていないようです。
- そう言えばTVで姜尚中さんがいろいろな世界の問題を解説している時に、人の心に基づいた解説をされるのをよく聞きます。息子さんや妻をはじめ基本となる家族の問題を抱えてきたからこそだというのが、よくわかりました。
どんな世界の問題も結局は人の心の葛藤から全て始まっていますもんね。悲しみを乗り越えて頑張っている姿にますます応援したくなります。
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