今やソフトバンクの4番打者の柳田悠岐選手。近い将来三冠王が取れるのでは期待します。
その柳田選手の入団からの年棒の推移と2019年の年棒に驚きました。
また今の体つきは本当に凄いものがあります。しかし以前はそのような身体ではなく、筋肉トレーニングの積み重ねが今の身体を作ってきました。もちろんその成果から成績・年棒が驚異的に上がって身を結んでいます。
今回はそのあたりの秘密を探ってみます。
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柳田悠岐選手の2019年棒推移
広島出身
柳田選手は1988年10月に広島県で生まれ、今年30歳になります。広島商業高校を経て広島経済大学卒業後2010年にドラフト2位でソフトバンクに入団します。
年棒の推移
1. 2011年の1年目は契約金は7000万円、年棒は1200万円、背番号は44からのスタートでした。
2. 2012年の2年目から試合に出るようになり、195打数で48安打・打率0,246 打点18 本塁打5 盗塁6の結果で、来期の年棒は1800万円にアップしました
3. 2013年の3年目は298打数で88安打・打率0,295 打点41 本塁打11 盗塁10の結果で来期の年棒は3200万円にアップしました。
4. 2014年の4年目は524打数で166安打・打率0,317 打点70 本塁打15 盗塁33の結果で来期の年棒は9000万円と成績も年棒も大幅にアップしました。そのため背番号も9に変わり完全に中心選手の地位を得ました。
5. 2015年の5年目は502打数で182安打・打率0,363 打点99 本塁打34 盗塁32の好成績でトリプル3(打率・本塁打・盗塁)を達成しています。来期の年棒は27000万円と前年の3倍になっています。
6. 2016年の6年目は428打数で131安打・打率0,306 打点73 本塁打18 盗塁23とやや前年の成績を下回りそのため来期の年棒(2017年)は初めて減額になり、26000万円です。2017年の減額になった年棒推移には驚きました。
7. 2017年の7年目は448打数で139安打・打率0,310 打点99 本塁打31 盗塁14と盗塁以外は前年を上回っています。来期の年棒(2018年)は55000万円+出来高と倍以上の大幅増となり、2020年までの3年契約(変動制)です。
8. 2018年の8年目は475打数で167安打・打率0,352 打点102 本塁打36 盗塁21と全ての部門で前年度を上回っています。特に本塁打、打点、はこれまでの最高記録です。来期の年棒(2019年)は57000万円+出来高と前年を2000万円アップしました。
またプロ入りわずか5年でトリプル3を達成し、2億7000万円の年棒を勝ち取る柳田選手の凄さは圧巻です。
特にあのフルスイングには惚れ惚れします。
一体なぜあのようなフルスイングが出来るのか?怪我は大丈夫なのか?肉体はどうなっているのか?
そこで、特に筋肉のトレーニングについて調べてみます。
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筋肉トレーニングの秘密が身を結んだ
柳田選手は高校3年生の時には体重は68kgでひょろっとしていました。プロはもちろん関西や関東の大学からも全く注目されていませんでした。
そのために地元広島の大学に進むことになります。しかし、このままでは野球で成功は出来ない、何かしないといけないと思っていました。
当時広島カープから阪神に移籍した金本知憲(元阪神監督)が、ウェートトレーニングで体を作って一流選手になったことを知り、高校野球引退後の3年生の10月頃から、スポーツジムに通うことを始めました。
金本知憲氏が通っていたジムと同じところです。
筋トレメニューは
- スクワット(足を鍛える)
- ベンチプレス(胸を鍛える)
- デットリフト(背中を鍛える)
- 腹筋と背筋
更に食べ物も考慮してプロテインとゆで卵を毎日のように摂取したようです。
これをほぼ毎日約半年間行ったようです。この成果が体重82kgとなんと14kg増になりました。
しかもこれ筋肉がついたわけです。体脂肪率は下がったようですから、いかに筋肉がついたかが分かります。
大学に入ってからも、もちろん筋トレは続けて体重は90kg近くまでいきました。
その成果と関西や関東の大学が見向きも知なかった悔しさをばねに、大学通算で打率0,428・首位打者4回・ベストナイン6回と驚異的な数字を残しました。
その成果もあって卒業時には多くのプロ野球のスカウトが押し寄せるようになり、ドラフト2位でソフトバンクが指名する選手に成長しました。あの世界の王貞治氏がぞっこんの選手なのです。
プロに入ってからもさらに体の筋肉を鍛えて今では体重が92~94kg、身長188cmと大リーグでも引けを取らない身体になっています。
あのフルスイングは本当に魅力的で、バットスイングは今の日本球界ではナンバー1だと言われています。
バットスイングは150キロ後半は超えているとも言われ、あの松井秀喜氏以上かもしれません。
これまでどちらかと言うと下半身を中心に鍛えてきました。その成果もあってか足の速さも増して盗塁数もアップしています。
ただ今年(2017年)のキャンプでは昨シーズン肘を痛めたこともあってか上半身も鍛えるようになりました。怪我をしない身体つくりを目指しています。
高校時代に全く無名だった選手が筋トレで今や日本を代表するバッターに成長しました。筋肉のトレーニングが身を結びました。努力は報われるということでは多くの若い選手の励みにもなります。
そして将来は大リーグで活躍する柳田選手を見たいと誰もが思うはずです。
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まとめ
- 入団から毎年年棒が上がってきて、5年目の2015年にはトリプル3を達成して一気に来期の年棒が27000万円まで上がりました。しかし2016年は少し下がってしまい、来期の年棒は26000万円に下がってしまいました。少し驚きました。
- 2017年の7年目は再び奮起し、前年より盗塁以外は全て成績を上げて、来期の年棒も55000万円+出来高と大幅増です。
- 2019年の年棒は57000万円+出来高と前年を2000万円アップしました。
- 筋肉トレーニングの秘密は高校3年生の10月から始め、体重も68kgしかなかったのが今では94kgまで26kg増加しています。それに比例してプロで一流選手に成長しました。フルスイングはとても魅力的です。
そして個人的はいずれ大リーグで活躍するのを期待してしまいます。
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