西武ライオンズからメジャーリーグに挑戦した中島裕之さん。
残念ながら全くと言っていいほどメジャーでは成績を残すことが出来ませんでした。
このことに関して言い訳をしているという話もあります。本当でしょうか。
そこで今回は中島裕之さんについて調べてみました。
年俸の推移や自由契約後についてもまとめたので、どうぞ最後までお読み下さい。
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Contents
中島裕之のプロフィール
・中島 裕之(なかじま ひろゆき)
出身地:兵庫県伊丹市
生年月日:1982年7月31日(36歳)
身 長:180 cm
体 重:90kg
選手情報
投球・打席:右投右打
ポジション:内野手
プロ入り:2000年 ドラフト5位
初出場:2002年10月6日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
:兵庫県立伊丹北高等学校
:西武ライオンズ
:埼玉西武ライオンズ (2001 - 2012)
:オリックス・バファローズ (2015 - )
国際大会
代表チーム:日本
五 輪:2008年
WBC:2009年
中島 裕之(なかじま ひろゆき)さんは、オリックス・バファローズに所属する兵庫県伊丹市出身のプロ野球選手(内野手)です。
右投右打。妻はファッションモデルの相沢紗世さんです。
NPBでは、西武ライオンズ・埼玉西武ライオンズへの在籍中から、オリックスへの移籍1年目の2015年まで本名を登録名に使用していましたが、2016年からは登録名を中島 宏之(読みは本名と同じ)へ変更しています。
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メジャーでの成績は?
中島裕之さんは2012年、海外FA資格を得ると権利を行使してオークランド・アスレチックスと、総額650万ドルの2年契約+出来高(3年目は年俸550万ドルの球団オプション)で契約します。
2013年からメジャーリーグに挑戦しますが、スプリングトレーニングでは無安打が続き、ようやく一塁内野安打を打った直後に左太もも裏を損傷してしまいます。
その結果、6月に予定されていたメジャーリーグへの昇格は見送られました。
2013年、AAAでの成績は、打率.283、4本塁打、OPS.698でチーム平均OPS.776を大きく下回る惨憺たるものでした。
翌2014年、AAでの成績は73試合の出場で打率.266、6本塁打、3盗塁、OPS.704でチーム平均OPS.717を下回ります。
オフの10月30日にアスレチックスが550万ドルの2015年球団オプションを破棄したためFAになりますが、FA選手ランキングを扱った記事では全165人中165位にランクされてしまいます。
アスレチックスGMのビリー・ビーンさんは中島裕之さんの獲得に関して、地元紙のインタビューで「大失敗だった。大金を積めばいい選手が獲れるという考えは、やはり浅はかだったということが図らずも証明された」と語っています。
成績が残せなかった言い訳は?
中島裕之さんはアスレチックス時代について次のように語っています。
・オープン戦で20打席ノーヒット「20打席くらい打てないのは毎年、2、3回ある。このシーズンも2、3回あると思う」
・「アメリカで野球をやりたいなと思って来たから、どの街に行ってもグラウンドと雰囲気はよかったし、それはそれで(マイナーでも)いいかなと。
何試合かだけ(メジャーで)出るなら全く出ない方がええんちゃうかなと思ったり…、出られるなら出られた方がいいという思いと両方ある。
ただ、中途半端に出て、ヒット1本ぐらい打って、日米通算とか言われても嫌やし」
・「ダブルAの試合は全部、練習やと思ってましたから、普通に実戦の練習をとりあえずして、いろいろ試して、どういう風に体使おうかなあと思って。
いいときと悪いときとあるし、体の調子のいいときと、悪いときもあるから、打ち方試してみたり、守備はずっと練習できるから、いろんなポジション守らせてくれてたから、どこ行け言われてもね、いいように」
言い訳に聞こえるのは私だけでしょうか?
オリックスを自由契約になったのは何故?
2014年、中島裕之さんは帰国しオリックス・バファローズと契約を結びます。
2017年までの3年契約とオプションで契約期間の1年延長が認められるというものでした。
中島裕之さんは2017年にこのオプションを行使してオリックス・バファローズに残留します。
ですが、2018年は不調でシーズン後に球団から成績不振を理由に、減額制限(1億円超は40%)を上回る減俸を提示されます。
これを受けて中島裕之さんは球団に退団の意思を伝えたため自由契約となりました。
日本国内での主な成績は?
中島裕之さんの国内での主な成績や表彰は以下の通りとなっています。
・タイトル
最高出塁率:2回 (2008年、2009年)
最多安打:1回 (2009年)
・表彰
ベストナイン:4回 (遊撃手部門:2008年、2009年、2011年、2012年)
ゴールデングラブ賞:3回 (遊撃手部門:2008年、2011年、2012年)
月間MVP:1回 (野手部門:2012年6月)
日本シリーズ優秀選手賞:1回 (2008年)
オールスターゲーム新人賞 (2004年)
オールスターゲーム優秀選手賞:1回 (2006年第2戦)
オールスターゲームベストプレー賞:1回 (2009年第2戦)
スカパー! サヨナラ賞:1回 (2018年9月・10月)
所沢市特別顕彰:1回 (2009年)※第2回WBC日本代表のチームメンバーとして
これまでの年棒推移は?
中島裕之さんの年俸の推移はこちらとなります。
年 年齢 球団 年俸
2001年 19歳 西武 600万円
2002年 20歳 西武 600万円
2003年 21歳 西武 600万円
2004年 22歳 西武 1000万円
2005年 23歳 西武 3400万円
2006年 24歳 西武 4400万円
2007年 25歳 西武 7000万円
2008年 26歳 西武 1億1000万円
2009年 27歳 西武 2億1000万円
2010年 28歳 西武 2億5000万円
2011年 29歳 西武 2億8000万円
2012年 30歳 西武 2億8000万円
2013年 31歳 アスレチックス 2億2500万円
2014年 32歳 アスレチックス 3億2500万円
2015年 33歳 オリックス 3億5000万円
2016年 34歳 オリックス 3億5000万円
2017年 35歳 オリックス 3億5000万円
2018年 36歳 オリックス 3億5000万円
今後の活躍は期待できる?
中島裕之さんは自由契約となりましたが現役を続ける意志を示しています。
そして移籍先は読売ジャイアンツになる可能性が出てきました。
ジャイアンツの原監督は中島裕之さんについて
「すごく評価している。非常に魅力的な選手。何より私と相性がいいと、私が勝手にそう思っている。野球選手として質の高さ、勝負強さがある」
とコメントしています。
現在は契約を結んでいる代理人が、読売ジャイアンツとの交渉を続けていますが大筋で合意に向かっているそうです。
本日(11月22日)巨人への正式入団が決定しました。
終わりに
以上、中島裕之さんについてまとめました。
それにしても年俸は凄いですよね。
26歳から10年間も億単位で契約をしているとは驚きです。
メジャーリーグ挑戦は失敗に終わりましたが、来季からは読売ジャイアンツでのプレーが決定しました。
注目していきましょう。
今回もお読みいただきありがとうございました。
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