2016年にアーティストとして再活動を始めた宇多田ヒカルです。
CMやNHKの連続小説ドラマの主題歌に使用されるなどして、多くの人が知っているアーティストです。
誰が聴いても受け入れやすいポップなメロディーとエレクトロニックな曲調で人気を博して、多くの音楽ファンを魅了していている歌手です。
アーティストとしてテレビなどの主題歌に使用される事は知名度を上げるためにも、多くの人に聴いてもらえる為にも嬉しい限りではありますが、本髄は“ライブ”なのではないでしょうか?
ところで宇多田ヒカルはライブでは下手という噂がありますが、本当でしょうか?
そこで、宇多田ヒカルのライブはどんな感じなのかを見ていきたと思います。
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Contents
宇多田ヒカルはライブでは下手?
アーティストの本質は、ライブでどれだけ観客を魅了できるかがまずは一番目の仕事だと思います。
宇多田ヒカルは、シンガーソングライターとして多くの人の耳に入るようにTV、ラジオなどさまざまな活動をされています。
しかし、曲を提供する第一はライブだと思います。現在は、デジタル配信などで音源を簡単にダウンロードできる時代でもあります。
しかし、曲だけではなく、ライブでパフォーマンスをする事もアーティストの仕事の役割だと思います。
そんな人気の宇多田ヒカルのライブは一部の人から「下手」という声も上がっていますが、どうしてなのでしょうか?
CDで聞くととても上手いのに何故?
バンドマンでも、最初はライブハウスで実践を積んでファンを獲得して成長していきます。
やはりライブを主体に持ってきて、ライブで心をグッと掴む。そして、その付属としてCDなどの音源でいつでもどこでも聴ける、楽しんでもらえるようにする役割が多いと思います。
宇多田ヒカルもCD音源はプロですから上手いのは当然ですけれど、ライブで生歌を聴くと下手に聞こえてしまうことがあります。
宇多田ヒカルに限らず多くのアーティストのCD音源は“生”ではないと言う事です。
ライブの場合は、シンガーの地声や会場の大きさで、響き具合などに影響して歌声も変化します。
一方でCDの場合は、撮り直しが可能ですし、ベストな状態でレコーディングができるのが一般的です。
その為、ライブになると、声の響き方やニュアンスで「下手」と思われる人もいるのではないでしょうか。
宇多田ヒカルのライブでたまたま、会場の大きさが上手く地声が響かなかったので、CDで聴いて上手いと思った方の、ギャップが大きかったのかもしれませんね。
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マスタリング技術の進歩か?
特に最近ではCDだけではなく、配信限定でリリースされるアーティストも多くなってきました。
そういう影響もあり、音の作りが細かくなってきているのです。
その為、我々が聴く音楽はレベルが高いものが多く心地よく鑑賞できるのです。その技術として「マスタリング」があります。
「マスタリング」とは、CDを製作する際の最後の工程で、レコーディング中に発生したノイズや小さな音の強弱の変化、音のバランスなどをチェックして、万人が聴きやすい状態にすることです。
機材が一昔前と性能が向上している事とエンジニアの技術の向上などが大きなポイントです。
例えて言うならば、伴奏の音だけ大きくてボーカルの声が小さかったら、歌ものの曲なら聴き手はがっかりした印象でしょう。
生ライブで上手いといわれている歌手は誰?
プロとして認められている歌手はライブでの歌唱も非常にレベルの高いものですが、その中で歌唱力が高くて、生ライブでも上手いという歌手を3人ピックアップしてみました。
1、Superfly
パワフルな歌声が会場を包み込む感じと、圧倒的な声量が特徴です。
むしろ、CDの音源で聴くより、ライブで生で聴きたくなる声の持ち主だと思います。
2、宮本浩次(エレファントカシマシ)
小学生時代は、NHK東京児童合唱団でソロを任せられるくらい幼少期から歌唱力には優れていました。
ロックバンドらしい迫力のある声、強弱のある声、そして、低音から高音までしっかりと伸びのある声の持ち主です。
3、Little Glee Monster
「歌声だけで人々を魅了させる」をコンセプトにライブに力を入れている女性グループ。
その迫力には圧巻します。絶妙な声のハモりも見所です。
まとめ
活動再開をした宇多田ヒカルですが、ネットではCDなどは良いけれど、生歌やライブの評判がいまいちな情報を目にします。
CDの音源は、デジタル技術の発展によってマスタリング技能なども向上して、聴きやすい曲の仕上がりになっています。
その為、ライブではCDの音源と違った感じで聞こえたりします。ライブによってそのギャップが大きかった時に下手と感じてしまったかも知れませんね。
しかし、ライブの進行、歌の響かせ方など、CDでは表現できない部分も表現されているのです。
ですから、そういう部分を含めてライブを楽しむ事がライブを違った形で楽しむ方法だと思います。
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