最近ではプロ野球のテレビ中継も少なくなりましたが、ファンの間では仕事の休憩時間に話題になる程、くまなくチェックしている人もいます。
阪神タイガースで活躍しているアメリカ出身のメッセンジャー選手がいます。
現在は、外国人枠として阪神に貢献しているのだが、FA権を取得すれば、日本人と同様の扱いになるのであります。
メッセンジャー選手を見ていると日本語にも順応しているようです。そこで、メッセンジャー選手は、このまま日本で活躍していくのか見ていきます。
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日本語はどれくらいわかるの?
メッセンジャー選手は2010年に阪神タイガースに入団して、いま現在も阪神で活躍する投手です。
チームメイトなどと日本語で楽しく会話している場面も見られますし、難しい日本語や日本の伝統文化などにも興味を示して触れ合っているそうです。
その姿から垣間見える日本愛から見ても、日本に興味がある証拠であろうかと思います。
好きな言葉は?
メッセンジャーは独特な日本語が好きだそうです。「時間の無駄」。よくコーチに話していた日本語です。
練習などで、他のチームメイトがダラダラしていると、この言葉を言って士気を高めていたそうです。
好きな言葉からもわかるように日本語も理解しているし、日本に順応してきていると思われます。
インタビューなどでは、通訳なしで受け答えが出来るくらいの日本語のレベルは所持していると思います。
また日本語でジョークなどで観客やインタビューアーを笑わせる場面もあるようです。
日本に骨を埋める覚悟?
プロ野球には外国人枠があります。日本国籍を持たない選手が日本で活躍する上で外国人枠があるのです。
現行のルールでは、投手野手合わせて4人まで登録できるのです。
海外で活躍している選手も日本で活躍の場を増やそうとしても、外国人枠に入らないとダメなのです。
しかし、例外がありFA権を取得したら外国人として扱うのではなく日本人選手として扱うのです。
メッセンジャー選手は2018年4月16日にFA権を取得しているのです。従って来季からは外国人枠を外れ、日本人選手扱いになります。
これは阪神タイガースにとっては大きいですね。もう一人外国人枠に入ることができますので、戦力アップ間違いないですね。
FA権取得時のインタビューで「阪神以外でプレーする気がない」「メジャーより日本でどういう風にキャリアを終るか考えている」という内容の発言をしているのです。
阪神ファンの私にとってもうれしい限りです。
この内容から見て取れるように、日本以外で活躍の場を広げるつもりもなく、さらに阪神以外の球団でマウンドに立つという事も考えていない強い意志が見て取れます。
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日本代表になれる?
開幕投手を外国人投手として4年連続で務める程の実力の持ち主です。チームメイトからも信頼されていますし、ファンからも実力は認められています。
そこで、2020年には東京オリンピックも開催されますが日本代表として戦える事は出来るのでしょうか?
阪神で実力も認められ、そして今も上を目指して努力を続けるメッセンジャー選手ですが、残念ながら日本代表になる事は現時点では難しいです。
日本代表として世界大会などに出る場合は、日本国籍を持っている必要があります。
日本語も上手くなって、日本人としての扱いを日本球界では受けていますが、日本国籍を所有しているわけではありません。
よって日本代表としての出場は現段階では無理です。
振りかえって
阪神で大活躍中のメッセンジャー選手ですが、4年連続で開幕投手を務めるなど確かな実力の選手です。日本語も堪能で、ほぼ日常会話レベルなら日本語を理解しています。
「阪神以外の球団でプレーしない」と公言しているところを見えると、メッセンジャー選手の強い日本愛を見る事が出来るのである。
2018年FA権による日本人としての扱いになったのですが、そのような扱いにも興味を示さず、野球のプレーと、チームの事を考えて、そして、阪神で活躍していく道を選ぶくらい強い意志を持っているのです。
日本代表は、日本国籍を有しないメッセンジャー選手は代表として活躍する事は現段階では難しいでしょう。
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