女子スキージャンプの女王・高梨沙羅選手がグランプリジャンプ女子個人第2戦でまさかの初めての失格となってしまいました。
スキー板の長さの規定違反だそうです。スキー板の長さに応じて必要な体重に満たしていなかったという理由です。一体どうしてしまったのでしょう?自分で気が付かないうちに体重が落ちていたということだと思います。
少し痩せて見えます ↓
どこか体調が悪かったのか少し心配です。しかし、次の試合では巻き返してくれるでしょう。
これまでに高梨沙羅選手は歴代最多タイの53勝を達成しています。来年の平昌五輪では、金メダルを獲得できるのを期待しています。
高梨沙羅選手はもう中学校の時から世界を舞台に活躍しています。そんな忙しい生活でスキージャンプと学校の勉学は両立できたのか?そして今現在20歳ですが、大学には入学して、現在は何年生なのか。
気になったので調べてみました。
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高梨沙羅選手のこれまでを簡単に
- 1996年10月、北海道生まれ、現在20歳
身長は152cm - 小学2年生でスキージャンプを始める。
父親は元ジャンプ選手の高梨寛也で兄もジャンプの選手。
スキージャンプ一家で育つ。 - 2009年3月(高梨沙羅・12歳・小6)日本の蔵王で行われた「スキージャンプ・コンチネンタルカップ」に初出場、19位。
翌年の2010年3月(13歳・中1)蔵王大会で初の3位入賞。 - 2011年2月(14歳・中2)国際スキー連盟公認大会・コンチネンタルカップで女子史上最年少優勝を達成。
次の試合でも優勝し、2連勝。 - 2012年1月(15歳・中3)ワールドカップで2位に入る。
同年3月にはワールドカップで日本人女子選手初の優勝を手にする。 - 2012年11月には(16歳・高1)ワールドカップで2勝目を挙げると、そのシーズン全16戦中14戦を終えた時点で8勝を挙げ、残り2試合を待たずに、初の個人総合優勝を果たす。日本はもちろんFISワールドカップ史上最年少記録。
- 2013年から2014年のシーズンでもワールドカップで11勝を挙げ、通算20勝(1+8+11)を挙げる。
2シーズン連続の総合優勝を挙げる。 - ただ、優勝候補と目されていた2014年2月のソチ・五輪では風の影響を受けてまさかの4位になり、メダルを逃す。この時ほど五輪は難しいのだなあと本人はもちろん、誰しもが感じたことである。
- 2014年から2015年のシーズンはワールドカップで10勝、通算30勝。
- 2015年から2016年のシーズンはワールドカップで14勝、通算44勝。3度目の総合優勝。
- 2016年から2017年のシーズンはワールドカップで18戦中9勝を挙げ、最多タイの53勝を挙げた。
4度目の総合優勝を達成した。
このように15歳でワールドカップ初優勝を手にしてから、5年間で4度の総合優勝とタイ記録の53勝を挙げました。
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スキージャンプと勉学との両立は
高梨選手はこのように海外を飛び回って競技に打ち込んできました。学校の勉強の方はどうなのだろう?
普通これだけ競技に忙しかったら、勉強する時間なんてないだろうなー。と思いきや、
なんと高校は地元・北海道の「インターナショナルスクール」を選びました。「海外遠征の際には英語が喋れると精神的に安心・余裕ができるだろう」と考えての進学です。
すでに海外に目を向けていたのです。中学校3年生が・・・。
私など中3の時はまだ県外に目は向いていませんでした。・・・(笑)
そしてさらに驚くことに入学後4か月の1年生の8月にはもう「高校卒業程度認定試験」に合格していました。競技に集中できる環境を手に入れるためです。もう、この時点で高校卒業した証明を手に入れ、大学にも進学できる資格を手に入れていました。(18歳になればですが・・・。)
認定試験合格書を手に嬉しそう
↓
このスクールではわずか4か月で「高校卒業程度認定試験」を合格したのは初めてのことです。
スキージャンプでは最年少優勝記録を、勉強でも最短記録を手にしました。
高梨沙羅の大学はどこで何年生?
現在は日本体育大学の4年生です。
先ほど述べましたが、高梨選手は大学進学のための資格(高校卒業程度認定試験に合格)を高1ですでに持っていたので、18歳になる年度(2015年度)には大学に進学することができました。
しかし、ソチ五輪が終った2014年の2月に日本体育大学の「飛び級試験」に合格して、2014年度の4月から大学生になりました。通常よりは1年早く大学進学できたのです。
「飛び入学」とは高校を卒業しなくても、「特定の分野について優れた資質を」大学が認めれば入学できる制度で、現在6つの大学が実施している制度です。
大学ではスキーで体の動きに関わる解剖学に興味があるようです。自分の好きなスキーと学問を結びつけることができ、世界が舞台なため、英会話もマスターしています。
このような選手どうやって育てたのか?両親には頭が下がります。
高梨選手、1年後の平昌五輪では今度こそ実力発揮して金メダルを、期待して、応援しています。
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まとめ
- 高梨沙羅選手はスキージャンプと勉学との両立は出来ています。インターナショナルスクールで英会話を学び、世界のどこに行っても困らないように考えています。また高1で「高校卒業程度認定試験」に合格しています。
- 通常より1年早い高校2年生終了後、日本体育大学に「飛び入学」しています。そして現在大学4年生になります。
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