今年も早くも8月後半です。あと2カ月もすればスケートGPシリーズが始まります。それだけでなく年が明ければ平昌オリンピックが2月にあります!
羽生結弦はオリンピック2連覇なるのでしょうか。
ショートプログラムとフリーの曲目が発表されたところ、まさかの2曲でした。そしてフリー構成は更にレベルアップしていてこれをマスターすれば本当に最強です。
そして衣装はもちろん曲に合うようにデザインされますが、今回は誰がデザインするのでしょうか。
見ていきましょう。
【追記】こちらのプログラムは羽生さんが11月に大怪我をする以前のものです。このプラグラムを持って羽生結弦選手は平昌オリンピックに臨むつもりでしたがまさかの戦線離脱!しかし辛いリハビリを乗り越えて金メダル2連覇を成し遂げました。そのときのフリーのプログラム記事はこちらからどうぞ
羽生結弦:劇的なフリープログラム構成で見事オリンピック2連覇!
スポンサーリンク
Contents
2017-2018 ショートプログラムとフリーの曲目
ショートプログラムの曲目は
バラード1番(ショパン作)です。
あれ?これって?そうです、以前もこの曲で滑りましたよね。しかも調べてみると今回が3回目になるのです。(2014-2015シーズンと2015-2016シーズンに使用)
どんだけ好きやねん、て感じですがこの曲はカッコよくてメリハリもしっかりあるので表現しやすいのかもしれませんね。
実は羽生自身が持つショートプログラムの世界記録110.95は2015年のGPファイナルでこの曲でした。
振り付けは前回同様ジェフリーバトルです。
【追記】9月23日カナダでのオータムクラシックでSP112.72点を出し、自身が持つ世界最高記録を更新しました。動画もどうぞ。
フリーの曲目は?
SEIMEI(晴明)です。
あれ?これも?そうです。これも以前使用した曲ですね。(2015-16シーズンの曲)
昨季に入る前から「五輪で使おうと決めていた」そうですよ。
ショート、フリー共に2015年の2曲を使用することになりました。フリーの世界記録は2017年羽生結弦が持つ223.20で、このSEIMEIではそれに次ぐ219.48を出しています。
そして何と言っても2015年のこの2曲の組み合わせこそが羽生結弦が持つ世界記録330.43なのです。
敢えて同じ曲目を持ってきて狙ってきましたねえ。
フリープログラム構成
では最強のフリープログラムの構成です。
前半に
4回転ルッツ
4回転サルコー
3回転フリップ
後半に
4回転サルコー+3回転トウループの連続ジャンプ
4回転トウループ+1回転ループ―+3回転サルコーの連続ジャンプ
4回転トウループ
3回転アクセル+2回転トウループの連続ジャンプ
3回転ルッツ
2015年のフリーは4回転ジャンプ2種類3本でしたが、今季は
4回転ジャンプ3種類(ルッツ、サルコー、トウループ)を
前半2本後半3本、合計5本
というプログラムになっていて前半2本、後半1本の計3本だった2シーズン前と比べると格段に難易度が上がっています。今回は基礎点が1、1倍になる後半に4回転ジャンプを3本も持ってきているのです。
1600m全力疾走並みのきつさと言われるフリープログラムです。その難易度を上げてきたこのプログラムは間違いなく最強プログラムです。
フリーだけでなくSPもジャンプの難易度は上がっており、自身が持つ 世界最高得点330・43点の更新が期待されます。が、ビビリな私はそこまで難しいのしなくても、と思ってしまいますが、男子フィギュアは4回転の進歩が目覚ましいですからね。
【追記】グランプリシリーズロシア杯フリーは195、92点でした。前半の4回転サルコーが3回転ループになったり、後半の4回転トゥループからの連続ジャンプが2回転トゥループになったようですね。
かなり難度の高い構成なので、そこまでしなくても少し難度を落として230点目指そうよ、と思ってしまうのですが羽生結弦くんはあくまでも挑戦したいのですね。
衣装のデザインは誰か
2015-16バラードの衣装
2014-15のバラード衣装
バラードの時の衣装は似ていますね。どちらも白地にブルーをちりばめています。こちらの衣装を担当したのがジョニーウィアーです。
ジョニーウィアーは2013年に引退したバリバリのスケート選手でした。ゲイを公表していて引退後はデザイナーになっています。キラキラひらひらがとても多いですね。
3回目のバラードもウィアーが担当するのでしょうか。
【追記】9月23日に行われたオータムクラシックでは2014-15 と同じ衣装でした。
SEIMEIの衣装
この和テイストの衣装をデザイ ンしたのは伊藤聡美さんという デザイナーさん。「パリの散歩 道」の衣装もデザインした人の ようです。 狩衣(かりぎぬ)をモチーフにしたものの ようです。狩衣というのは平安時代の貴族が使用していた衣装で安倍晴明もこれを着ていたと思われます。
さすがに狩衣をモチーフとなったら日本人でなくてはなかなか難しいと思われます。伊藤聡美さんは羽生結弦選手だけでなく、本田真凛選手、宇野昌磨選手、宮原知子選手の衣装デザインも担当されています。今年のSEIMEIの衣装も担当される可能性はかなり高いと思います。
今回はSEIMEIはおそらく伊藤聡美さんが担当されるでしょう。この人の衣装もスパンコール、ラインストーンをふんだんに使ったキラキラなのでバラードの衣装も伊藤聡美さんが担当するかもしれませんね。
【追記】今年のSEIMEIの衣装は前回とよく似ていますが少し違います。袖のリボン?が緑からブルーになってます。肩のところの色は紫から緑かな?全体的にも白地に金で模様があります。
金メダルを意識してのことでしょうか。
まとめ
- 羽生結弦の2017-18の曲目はショートプログラムがバラード一番、フリーはSEIMEIで世界最高得点を出した時と同じ組み合わせ
- フリーは4回転ジャンプ3種類5本という最強プログラム
- 衣装デザインはバラードがジョニーウィアーか伊藤聡美
- SEIMEIは伊藤聡美が担当という予想
あっという間に10月になり、グランプリシリーズが始まります。羽生結弦のバラードとSEIMEIは曲は同じでも難易度はさらにアップしています。来年2月には平昌オリンピックも控えており、羽生結弦は66年ぶりの2連覇に向けて頑張って欲しいです。
スポンサーリンク