阪神の藤浪晋太郎投手が8月14日、5月下旬から二軍で調整を続けていましたが、一軍に復帰、甲子園の室内練習場に合流しました。
早速16日の広島戦で先発予定ですが、調子を取り戻せているのか?
なぜ、5月の末に一軍登録抹消されたのか?死球が多いからか?それとも別の理由があるのか?
二軍落ちしてからの成績は一軍で活躍できるのか?
その辺りを探ってみます。
スポンサーリンク
Contents
藤浪晋太郎は大阪桐蔭高校で春夏全国制覇した投手
高校3年生の時に甲子園で全国制覇して、ドラフト1位で阪神入団。
1年目の2013年から10勝6敗、2014年は11勝8敗、2015年は14勝7敗と入団1年目から2桁勝利を挙げ、阪神のエースになると期待された。
しかし2016年は7勝11敗と負け数が先行し、2桁勝利も逃した。この年からコントロールの悪さが目立ち始めた。
ちなみに同年ドラフト2位は北条史也選手です。
関連記事:北条史也が結婚した嫁はあげまん?年棒推移と成績を見れば分かるよ!
藤浪晋太郎が一軍登録抹消された理由は
死球が多いから?
2017年年4月4日、ヤクルト対阪神の試合で藤浪晋太郎投手(阪神)が畠山和洋選手(ヤクルト)の肩口に、あわや顔面というデッドボールを当て、両軍入り乱れての乱闘に発展しました。
この試合丁度TVで見てまして、バレンティン(ヤクルト)が興奮して矢野コーチ(阪神)と小競り合いになって2人が退場になってしまいました。
藤浪晋太郎投手は阪神ファンの私からしてもコントロールが悪く、荒れ球が多いので死球を与えてしまうことが多い印象ですが、
- 2013年➝2
- 2014年➝11
- 2015年➝11
- 2016年➝8
という結果で特に2014年・2015年はセリーグで一番死球を多く与えてしまった投手です。それでも勝ててはいました。
何故コントロールが悪く、荒れ球が多いのかと言うと、藤浪投手の投球フォームにありそうです。
インステップで投げ、手が長いので、ボールがシュート回転しやすく、手が長いので高めにいきやすいからです。
特に右打者はスピードボールの際は避けきれないというのがあり、死球になりやすいです。
これまでも畠山和洋(ヤクルト)・谷内亮太(ヤクルト)・黒田博樹(広島)・菊池涼介(広島)・平田良介(中日)皆な右打者です。
これまでも四死球は多く、コントロールに灘はありましたが,2017年は特にそれが目立ちます。
原因を探ってみますと今年は春先にWBCの大会があり、その試合で中国戦でデッドボールを与えてしまい、その後は登板がありませんでした。
普段のシーズンであれば投げ込みをしたり、オープン戦に調整登板をしたりするのですが、今年はそれが無く調整不足だったようです。
WBC組のソフトバンクの武田翔太投手・ロッテの石川歩投手も今シーズンの前半は調子が悪かったようです。
また、藤浪投手の場合はこれまでのフォームだと肘を痛める可能性もあり、先々を考えてフォームの修正もしたのかもしれません。
一軍登録抹消前の成績は7試合に先発し、3勝3敗、防御率2,66という成績ですからこれだけを見るとそんなに悪くはありません。
ただ平均投球回数が6回未満で与四死球が36ですから、1試合で5、6回未満ですから、毎回1の与四死球を与えています。
これでは野手との守りのリズムも悪くなりますし、送りバントで毎回スコアリングポジションに相手チームのランナーがいて、野手は疲れてバッティングにも影響が出てしまう。
内角に投げられなくなっているので、狙い球も絞りやすい。
やはりたとえ剛速球があってもプロの投手でコントロールが悪く与四死球が多いのは致命的です。
スポンサーリンク
二軍落ちしてからの成績
二軍落ちしてから8月13日(日)の時点までの成績は
- 試合数 11
- 4勝2敗
- 投球回数49回1/3、1試合4,45回
- 与四死球 27 1試2,45 1回0,55
- 奪三振数 63 1試合5,73
- 失点 16 1試合1,45
- 防御率 2,20
このような成績です。
一軍で活躍できるのか
二軍での成績を見ますと、やはり気になるのは与四死球数です。二軍に落ちる前までは1回で1だったのが0,55に半減してますけどそれでも多いと思います。
それに1軍のバッターと2軍のバッターではボールの見極める能力が違うと思いますので安心はできません。
ただ、三振数は多いのでやはりスピードは健在というところだと思います。
1軍で活躍するためには、死球を怖がらずに思い切って内角も攻めて、あまり4隅ばかり狙わずに単調にならずに低めに真っすぐをどんどん投げ込めば良いと思います。
狙われてもそんなに連打はされず、得点には繋がらないと思います。
四死球を与えてしまうとストライクを取りに行ってしまい、その球は打たれやすいから、得点に繋がってしまいます。
メッセンジャー投手が骨折で今季の復帰は難しいです。また岩貞祐太投手も不調で2軍で調整です。
藤浪投手の活躍に今シーズンの阪神が掛かっています。頑張って欲しいものです。
参考記事 ↓
藤浪晋太郎のイップスの原因は黒田?金本?再生するには西武へのトレードがベスト?
阪神タイガースの藤浪晋太郎さんが苦しんでいます。今シーズンからサイドスロー気味のフォームに改良しましたが、いまのところ改善の兆しが見えません。 View this post on ...
大谷翔平の怪我の原因が三角骨にあるって知っていますか?気になる最新の海外の反応はこれだ!
昨年のパリーグのリーグ戦、日本シリーズで二刀流で大活躍した日本ハムファイターズの大谷翔平選手が今シーズンは苦労している。WBCでは右足首の怪我で出場辞退をし、今シーズンは打者で開幕から絶好調であったが ...
まとめ
- 藤浪晋太郎投手が1軍登録抹消され2軍行きになった理由は与四死球が多く、コントロールが悪いのが原因です。
- 元々フォームがインステップで手が長いことから、右打者のインコースに投げるとシュート回転して死球になり易かったのですが、今シーズン(2017)はWBCの影響で調整不足で、更にコントロールの悪さに拍車がかかってしまったようです。
- そして今のフォームのままだと肘を痛めやすいので、将来のことも考えて二軍での調整になりました。
- いよいよ8月16日から広島戦で復帰先発されます。とにかく怖がらず、あまり4隅を狙わずに低めにストレートを投げ込んだら、そんなに連打はされないので得点を許すことはないと思いますので、思い切っていってほしいです。
スポンサーリンク