安倍内閣改造で総務大臣に就任した野田聖子議員。2011年に様々な不妊治療を乗り越えて男児を出産しています。待望の出産でありましたが野田聖子さんにはずっと非難ごうごうの声が続いています。それは何故なのでしょうか。
また生まれた男児はたくさんの病気を抱えているようです。その病名についても迫ってみたいと思います。
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野田聖子出産経緯
野田聖子ちょっとメモ
- 1960年9月3日福岡県で生まれる(56歳)
- 1987年、岐阜県議会議員選挙に自由民主党公認で立候補し、史上最年少で当選する
- 1993年、「衆議院にも自民党の女性議員を」との公約を掲げて国会議員初当選。
- 配偶者 鶴保庸介(2001年 - 2007年、未入籍) 一般人(2011年 - )
国会議員になってからの活躍は目覚ましく、郵政大臣などさまざまな要職を歴任し、一時は「総理に最も近い女性」とまで言われました。
結婚歴としては2001年に鶴保庸介さん(国会議員)と事実婚をします。野田聖子41歳鶴保庸介35歳でした。当時野田聖子さんは夫婦別性をすいしんしており、かたや鶴保議員は夫婦別性に反対していたので折り合いがつかず、事実婚となったようですね。結婚式は行っているのですよ。この二人の間で不妊治療が行われたわけですが、2007年には事実婚を解消します。
2011年には一般人と結婚しました。相手の方は野田姓を名乗ってくれたようですね。
不妊治療
41歳で結婚した野田聖子さんはすぐに不妊治療を開始しました。
漢方薬を服用したり、排卵を誘発する注射を打ったりで薬漬けだったそうです。その上、野田聖子さんの卵管が詰まっていることが発覚して体外受精に挑戦しました。その数なんと14回!1度は妊娠したけど流産したそうです。
そして日本では認められていない夫婦以外の卵子を使っての体外受精をするのです。日本の公式見解は「体外受精は婚姻関係にある夫婦のみに認められる」というものです。つまり夫婦の精子卵子はいいけど夫婦以外の精子卵子はダメってことです。
それで2010年アメリカ・ネバダ州で夫の木村(野田)文信さんの精子とアメリカ人女性の卵子の提供を受けて体外受精をしたのです。
体外受精とは卵子、精子を別々に採り、シャーレ(ペトリ皿)上で、精子と卵子を一緒にして受精するのを待ちます。そして受精卵を女性の体内に戻すというやり方です。
野田聖子さんは夫の精子とアメリカ人女性の卵子の受精卵を自分の体内に入れたということになりますね。
出産はするけど自分の卵子ではないのだから自分のDNAは受け継がないのですよ。だったら養子でもいいのじゃないのかなと思ってしまいます。前夫とは戸籍が入っていないので養子縁組は認められないのですが、現夫とは何の問題もありません。
野田聖子さんは「出産」をしてみたかったのか?という意見が出てもおかしくないかもしれません。
また、野田聖子さんは不妊治療に500万、体外受精に500万かけたと報じられていて、それに対して
不妊治療にお金をかけられるだけ、働いてきたわけだし
と答えていますが、不妊に悩んで高額な治療を受けている人たちもみんな一生懸命働いている訳ですよ。それでも経済的に耐えきれなくなって止める人が人が多い中、この発言は不妊治療をしてる人のきもちを逆なでしますね。
アメリカまで行って夫と他人の女性との受精卵を使って妊娠するというのも心理的に受け入れがたいものもあるように思います。しかも500万!
野田聖子さんはどうしても生みたいという思いが強く、そのためには何でもする!というのが伝わってきてバッシングに繋がっているように思います。
名前をめぐっての事実婚であったことも、自分の推し進めている政策上わからないこともないのですが、なにかそれ以上に我の強さというものを感じてしまうのは私だけでしょうか。
そうして2011年、男の子が生まれます。
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子供がかかっている病名とは?
生まれてきた子供は重度の障害を持っていました。
臍帯ヘルニア、心臓疾患は出産前からわかっていましたが、器官軟化症、食道閉鎖症もわかりました。11か月の赤ちゃんなのに7回も手術をし、一時は命の危険にもさらされました。その後も脳梗塞をおこし、右半身麻痺になっています。
2再3か月まで入院していましたが、現在子供は東京都の特別支援学校に通い、 危機管理のために10分間 気管切開のカニョーレを主治医の管理のもと 外していたりもしています。
保育園は看護師を雇って 通わせていました。 実際に障害を持つ子供でも 看護師がいれば通えるという実例を出せば 制度を変えて、医療費を実質負担しないでも 保育園に通えるように働きかけることが出来ると 野田聖子は考えているようです。
夫の野田文信さんは 子供さんがNICUから退院をして 在宅ケアが必要になったタイミングで 韓国料理店を閉店し、専業で子育てをしてくれているようです。
まとめ
- 野田聖子は41歳で結婚しすぐ不妊治療を始めた。
- 14回もの体外受精を試みるが失敗。
- アメリカに渡り、他人の卵子による体外受精をし、妊娠出産。
- 豊かな財源を使っての何が何でも妊娠・出産に非難ごうごうとなる。
- 生まれた子供は重い障害を持っており、その病名は臍帯ヘルニア、心臓疾患、器官軟化症、食道閉鎖症で生まれてからも脳梗塞、右半身麻痺などがある。
野田聖子さんは今回の入閣で更に忙しくなることでしょう。子供さんは小学校に通うまでになりましたが、やはりいろいろなサポートは必要です。
こどもをほったらかしにしているとの厳しい意見もありますが、障害児を持ちながらも母親が働き、父親が専業で家にいるという生き方もあるということを示しているのでしょうか。
母親の収入が一般よりもけた違いに多いということは参考にならない気もしないではありませんが・・・
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