2022年で女優業21年目、ずっとモデルとして活躍されてきました。
この記事は今から5年半前の記事です。
当時を振り替えってお読みください。
2014年3月、あのフライデー事件からしばらく芸能界の表舞台に現れなかった香里奈さん。CMなどでもほとんど見られなくなりました。2015年10月から12月まで全10話の「結婚式の前日に」というTBS系「火曜ドラマ」で主演を演じてから、約1年ぶりにフジテレビ系「嫌われる勇気」で主演をしました。
前回の「結婚式の前日に」はフライデー事件の影響もあってか、平均視聴率は5,6%で振るわなかった結果でしたが、今回のドラマ「嫌われる勇気」はどんな評判なのか、また以前のような輝きを取り戻して完全復活できるのか興味深いので調べてみました。
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Contents
2017年・最新ドラマの評判に驚き
まず、「嫌われる勇気」がどんなドラマかを見てみましょう。
心理学者「アドラー」のベストセラー『嫌われる勇気』(ダイアモンド社)を原案として、大きくアレンジをして刑事ドラマ化した完全オリジナルな物語です。一話完結型の(全10話)ミステリードラマです。
その中で主演の女刑事役「庵堂蘭子(あんどうらんこ)」を演じるのが香里奈さんです。共演者に加藤シゲアキさん、椎名 桔平さん、などがいます。
そしてどのような評価を得たかといいますと、初回の平均視聴率は8,1%でした。「蘭子」がアドラーの考えを持った刑事になって殺人犯を割り出すというストーリーですが、視聴者からは残念ながら「アドラーとはあまり関係ない話」「ミステリーとしてはレベルが低く、つまらない」という声が多かったですね。
これは香里奈や他の共演メンバーが「どうのこうの」というよりは脚本がもう一つという辛口評価です。
第2話は初回で視聴者を手放してしまったので視聴率は6,4%と下がってしまいました。その後も視聴率は6~7%台をウロウロしています。大ヒットには至らなかったようです。
また、日本アドラー心理学会から「放送中止か脚本の見直しの抗議」を受けています。
「勇気」の概念がアドラー心理学における一般的な理解と、このドラマが表現する「勇気」とは異なっているので、「日本のアドラー心理学の啓発・普及に対して大きな妨げになる。」そのような理由からです。
フジテレビの解答としては「原案書籍の著者に脚本を監修してもらって制作している。全話見てから判断してください。」といっています。
つまりは「勝手にやっているのではなく、ちゃんとしかるべき人に見てもらっています。1話、2話見たくらいでガタガタ言って判断しないでください。」このように捉えられます。
ただ、「ご指摘のところは今後一定程度、脚本などに反映させる」と示唆しています。
視聴率が高くないため、あまり強気にも出られない、これ以上印象が悪くなればもっと視聴率が下がるというのが本当のところでしょう。
香里奈さんは以前に比べて心を入れ替えて(以前は収録に遅れたりしたのが、今回はいち早く出てきて、共演者にも気配りをしています。)このドラマに懸けていたようですが、あまり話題にもならないし、視聴率も伸びないので、正直驚いています。
このフジテレビの木曜・10時のドラマは「問題のあるレストラン(真木よう子主演)」から9作連続で視聴率が1桁台を記録してしまい、「鬼門」となってしまいました。これまで「松嶋菜々子」「天海祐希」といった大物女優でもヒットしなかった同枠、次回は売れっ子「桐谷美玲」が主演です。ジンクスが破られるか注目です。
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完全復活できるのか
2014年の3月のフラーデー事件からすっかり輝きを失ってしまった香里奈さん、前回の「結婚式の前日に」に続き今回の「嫌われる勇気」でも低視聴率で終わってしまったようです。
本人はかなりの「気合を入れて」取り組んできましたが、残念ながら「脚本とアドラーの心理学」がうまく結びつかなかったようで一番の見どころが機能しなかったようです。また大物女優さえ「鬼門」を突破できなかったのに、そこに香里奈さんが出演したことも「運が無かった」ように思います。
ただ、フジテレビのスタッフからは以前に比べて大分大人の行動ができるようになり、周囲への気配りもできるようになったと評価はうなぎのぼりです。
視聴者からも特に「香里奈さん」に対する悪い評価はあまりなく、脚本や伝えたいことがあまり分からなかったという評価です。
完全復活とまではいきませんが、これで何かをつかんで更なる飛躍を期待したいです。
初めて香里奈さんを見た時は「なんてスタイルの良い、顔立ちの良い子」という印象でした。失敗を重ねることで人間的には成長できると思います。
また、新しい、これまでとは違う「香里奈さん」が見られることを期待します。
まとめ
- 最新ドラマ「嫌われる勇気」は残念ながら前回の「結婚式の前日に」に引き続き、低視聴率に終わってしまいました。ただ、原因は「アドラーの心理学と刑事ものがうまく結びつきなかった。脚本に問題あり。」そのような評価が多かったです。
- また、フジテレビの「鬼門」木曜ー22時、9話連続不調が続いています。残念ながらこの「鬼門」を打ち破ることはできませんでした。
- このような結果から完全復活とは言い難いですが、仕事に取り組む姿勢が大分大人になったと言われています。これまでの失敗を活かせば人間的に魅力ある女優に変身できるかもしれません。
ただ、スタイルが良く、顔立ちが良いモデル・女優から内面から何かがにじむ出るようなそんな女優になってもらいたいです。
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