読売テレビの清水健アナウンサーが2017年1月で退社されました。特に私のような関西人には「かんさい情報ネットten」では関西の夕方の顔になっていましたので寂しい気がしました。
なかでも元阪神タイガースの赤星選手とメッセンジャー・あいはらとの3人で関西のいろいろなところにロケに行った時のコーナーが面白かったです。
とてもアナウンサーらしからぬ、芸人みたいな「笑を獲る、面白いアナウンサー」という印象で、とても好感を持っていました。
そんな清水アナウンサーは奥さんをなくしていました。そして激ヤセして退社しましたが、その理由が気になります。また退社後は講演で生活していくようです。講演会で生活していけるのか、その講演料や講演の感想が気になりましたので調べてみました。
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清水健アナウンサーが激ヤセして退社した理由は亡くなった妻(嫁)のため?
実は苦労人
番組ではいつも明るい清水アナウンサーに実は悲しい出来事が起きていました。2016年2月に愛妻を29歳の若さで乳がんで亡くしていました。テレビの画面からは全くそのような影を微塵にも感じさせず、さすがは「プロのアナウンサー」として立派でした。
しかも生まれたばかりの男の子を育てながらニュースのメインキャスターを月曜日から金曜日まで務めていたのです。
退社の理由は
2016年2月には亡き妻(嫁)への想いを綴った著書「112日間のママ」が出版されています。わずか1か月で10万部を超える反響があり、直後に医療施設や市町村からの講演依頼が殺到しました。
「私なんかでもお役に立てるのなら・・・」そんな思いで了承したところ、ほぼ毎週のようにニュースのない土・日曜に講演を行い、休み無しの状態が続いていたようです。このまま続けたら自分自身の体も持たないし、何より子供と一緒にいる時間すらない。
心身共に疲れ果ててしまいました。体重も10キロ以上は激ヤセしてしまいました。
アナウンサーの仕事を獲るか、講演活動を獲るか、子供のことを考えるとどちらかのみを選択するしかなかったということのようです。
そして講演活動を獲りました。亡くなった妻(嫁)のために選んだのだと思います。講演活動をしながら、様々な病気と闘っている方、いろいろなことに悩み・前を向いて歩けない方、そしてそのような方を持つ家族、自分と同じような境遇の人たちと触れ合うことが、「世のため、人のため」になるという想いと、同時に自分への慰めになるのかもしれません。
そして子供との時間を大切にする。これが無くなった妻(嫁)にできる最大の事と思ったのではないでしょうか。
これがアナウンサーの仕事を辞めて読売TVを退社した理由です。
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講演会で生活するがその感想と講演料
講演会の内容と感想は
- 辛い経験をして人の優しさ・支えてもらえることの有難さが初めて分かった。
- 奥さんが闘病中にもっと辛さに寄り添ってあげれば良かった。家族の方は寄り添ってあげて欲しい。
- 当たり前でなくなった時に初めて当たり前の生活に感謝することが大切と感じた。
このようなことをお話されています。
- 多くの方が感動した、勇気をもらった、ガンばろうという気になった。
- 乳がんと闘う女性やその家族の支えになりたいという志に賛同したい。
このような感想が講演を聞いた方たちの感想です。
TV局退社後は清水健基金という一般社団法人を設立して講演活動をしながら、子育てを頑張るということのようです。私が気になったのは講演活動で生計を立てていけるのか?という心配ごとです。
講演活動の「話の中身が」医療施設や市町村や大学等の依頼ということで、そんなに高い講演料がもらえるのか。講演回数も月にどれくらい依頼があり、今後も永く依頼が続くのか。そのあたりは応援しているので大丈夫か?気になります。
「112日間のママ」の本が売れて、印税が貯金できていて「子供が成長するまで」はある程度の蓄えができたのか。実際それだけではなかなか厳しいと思います。
講演料は
一般的に講演料は5万円~200万円と言われており、ずいぶん幅がありますが、講演者の知名度・認知度によって変わります。以前私が仕事で講演者の手配をしたときに清水健さんほど認知度が無い方でも1時間50万でしたので、予測ですけど100万はいくのではと思います。
実際清水健さんが遠慮してもう少し安くしているような気もしますが、実際のところは分かりません。2017年5月には12回ほど講演をされています。1回50万円としたら50万円×12回=600万円です。安く見繕って20万円でも12回で240万円です。
TV局で売れっ子アナウンサー時代でも所詮はサラリーマンですから、月600万円、240万円はあり得ません。講演で生活していけるのかというのは余計な心配でした。
もちろん清水さんのことですから一般社団法人の清水健基金を設立したのは病気で闘っている方を支援するため、自分の収入以外はそちらの支援金に充てていると思います。
芸能人では市川海老蔵の妻「小林麻央さん」や佐々木健介の妻「北斗晶さん」が乳癌になり、闘病生活を旦那が支えています。「北斗晶」さんは無事元気になられました。清水健アナはそのような人たちにもエールを送っています。
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いずれまた講演活動が落ち着いて、子供が大きくなったら、アナウンサーに復帰するとか今行っている社会活動を活かして政治家に転身して世の中のために頑張ってもらえたらなと勝手に期待します。
まとめ
- 病気や様々なことで悩んでいる方やその家族に元気に前向きに頑張ってほしいので講演会で自分のその気持ちを伝えていきたい。何より亡き妻(嫁)が残してくれた子供との時間を大切にして育てたい。そのような理由からTV局を退社しました。
- 講演会の感想は多くの方が感動して勇気をもらって頑張ろうという気になっています。そして講演料で十分生活していけそうです。サラリーマン時代よりは収入は上がっています。ただ支援金に回しているようですので、それほど多くを自分の懐に入れるような人ではありません。
TVで見れなくなって約4か月が過ぎました。いずれまたTVなどに復帰することを勝手ながら期待します。
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