プレミアリーグ・レスターで活躍中の岡崎慎司選手。
身長・体重をサバ読んでいるという噂がネットで話題になっています。またふくらはぎの筋肉が変化している秘密があるようです。そのあたりを探ってみました。
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岡崎慎司は身長・体重をサバ読んでいるか
岡崎選手の公式での身長は174cm、体重は76kgです。
日本代表で同じチームの長友選手は身長が170cm、体重は68kgです。セレッソ大阪の山口蛍選手は身長は173cm,元日本代表の大久保嘉人の身長は170cm,齋藤学選手の身長は169cmです。香川真司選手は身長は175cm,清武弘嗣選手は身長172cm、こんな感じです。
正直、岡崎選手の方が清武選手や山口蛍選手より身長は低く感じます。何故でしょうか?清武選手や山口蛍選手の方が細く見えるからでしょうか?それとも岡崎選手が太っていて小さく見えるのでしょうか。
もしかして岡崎選手がサバ読んでいるのでしょうか?サッカー選手といえば、身長が高く頑強な体をもち、いつまでも走り続けるスタミナを持ったタフマン・・・そんなイメージがありませんでしょうか?
しかし、実際は異なる場合もあります。選手の中には身長を多少サバ読みして公表している人もいるようです。少しでも大きく思わせる心理戦なのかもしれません。
そうなると誰が本当で誰がサバ読んでいるのか?岡崎選手がサバ読んでいるかは分かりませんね。実際は一緒に並ばないと分かりませんよね。
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ふくらはぎの筋肉が変化している秘密
岡崎選手は高校卒業後清水エスパルスに入団、その後ドイツのシュツットガルト、マインツ、イギリスプレミアリーグのレスターと活躍の場を替えてきている。
清水エスパルス時代、このころはふくらはぎ、太ももは普通に見えます。
↓
年 | クラブ | 出場試合数A | 得点B | A/B |
2005~2010 | 清水エスパルス | 121 | 42 | 2,88 |
2011~2013 | シュツットガルト(ドイツ) | 63 | 10 | 6,30 |
2013~2015 | マインツ(ドイツ) | 65 | 27 | 2,41 |
2015~現在 | レスター・シティー(イギリスプレミアリーグ) | 66 | 8 | 8,25 |
特に岡崎選手を大きく変えたのはシュツットガルトでの3年間の戦いの後です。海外に移籍して大きな壁にぶち当たりました。上の表からも分かるようにシュツットガルトでは6,3試合で1得点です。清水エスパルス時代は2,88試合で1得点でした。明らかに得点頻度が落ちています。
これはシュツットガルトが残留争いをしていて負けられないから守備に奔走していて、得点機会にあまり絡めなかったからに他ならない。しかし、怪我をして試合に出場ができなかったこともあった。
そこで怪我をしないよう、また相手DFに当たり負けしないように下半身を鍛えたのです。その結果ふくらはぎが大きく変化し、チームメートからはふくらはぎに「何か入っているのと違う」と言われるほどでした。
本田選手のふくらはぎと比べてみて下さい。太いですね。 清水エスパルス時代と比べて変化しています。
↓
その結果がマインツに移籍してからは如実に表われました。2,41試合に1得点をあげられるように大進歩です。
そして2015年、レスター・シティに移籍後、屈強なDF陣が揃うプレミアリーグでも通用できるようにするために、股関節周りと背筋などを重点的に強化するウエートトレーニングを始めました。
一時期は体重を80㎏まで増やして、ターンや動きのキレ等試行錯誤の結果、運動量が一番良い状態を維持できる76kgの体重にしたようです。もともとは腓腹筋(ひふくきん)が発達して、脚の筋力は他の選手と比べてはっきりわかるくらい凄いです。体脂肪率は10%と低いですし、ほとんどが筋肉です。間違いなく筋肉質です。
パーソナルトレーナーの杉本龍勇氏の指導の下、プレミアリーグ用の肉体改造を行い、74キロだった体重を一時期80キロまで増量し、一番良い状態を保てる76kgの状態を探り出しました。そして鋼の肉体を手に入れました。
太い太もも、筋肉質 ↓
他のスポーツでも、これまでにも外国人選手と対戦する日本人選手の中に、その圧倒的なパワーの違いを痛感し、肉体改造をする選手も多数います。
メジャーリーグのダルビッシュ選手などはその成功例ですが、多くの選手がパワーと引き換えに日本人の特性でもあるスピード、俊敏性、テクニックを失い、思うように良い成績を残せない選手がいるのも事実です。
岡崎選手のようにスピード、テクニックは落とさずに筋肉を増やすには、少なからずリスクが伴います。しかし岡崎選手はトレーナーとの二人三脚によって肉体改造に成功しました。フィジカルコンタクトの激しいプレミアリーグでも決して当たり負けしない体をつくり、日本人ではまず成功できないと言われてきたプレミアリーグで見事に結果を出しました。
レスターがクラブ創設132年で初のプレミアリーグ優勝という快挙のメンバーの一員となったのです。
やはりここまで来るのにはパーソナルトレーナーとの不断の努力という秘密がそこにはあったのです。
まとめ
- 身長・体重をサバ読んでいるかははっきりとは分からないですが、公表数字の身長より見た目が小さく感じるのは岡崎選手が身長の割に体重があるからだと思います。その体重76kgは試行錯誤の結果、DFに当たり負けせず、なおかつスピーディーにテクニックも失わないベストな状態のようです。
- ふくらはぎの筋肉はドイツ・イギリスプレミアリーグに渡ってから明らかに変化しました。何かふくらはぎに入っているようにたとえられています。
2018年ロシアワールドカップではやはり日本のフォワードとして、得点してほしいものです。そして岡崎選手の献身的な守りでも失点を防いでほしいものです。応援しています。
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