読売ジャイアンツのエース、菅野智之さん。
今オフにはポスティングシステムを使用して、メジャーに移籍するのではないかと言われています。本当なのでしょうか。
そこで今回は菅野智之さんのメジャー移籍の可能性について調査しました。
投球フォームを改造したのもメジャーを意識してのことなのかどうか。
いろいろ探って行きたいと思います。
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菅野智之はメジャー移籍?
#菅野智之 は土曜日へ…雨天中止で先発ローテ再編、日本S初戦から逆算 https://t.co/88QDCM3WRX #巨人 #ジャイアンツ #読売ジャイアンツ pic.twitter.com/3LQpqNNiOj
— スポーツ報知 巨人取材班 (@hochi_giants) October 19, 2020
読売ジャイアンツの菅野智之さんは来年中には海外FA権を取得します。
しかしそれを待たずにポスティングシステムを使用して、メジャーへ移籍するのではないかと囁かれています。
年齢的に考えてもギリギリの線となるので、移籍の可能性が高いと見る向きが大勢です。
伯父で監督の原辰徳さんの任期いっぱいまで、残るのではないかとも言われていますが、そうなると丸1年待たなければなりません。
30代での1年はメジャーでは厳しくチェックされるので、移籍の可能性が低くなったり、声がかかっても条件面で満足できないものになるかもしれません。
読売ジャイアンツは移籍には厳しい球団ですが、最近では態度を軟化させているので、菅野智之さんのメジャー行きは九分九厘あると言っていいでしょう。
2020年の成績と年棒
2020年の菅野智之さんは、大先輩である堀内恒夫さんと並ぶ、開幕13連勝のセ・リーグ記録を達成しています。
残念ながら14連勝とはなりませんでしたが、それでも大記録であることには間違いありません。
13勝1敗
今年のこれまでの記録は次の通りです。
・2020年 投手記録
年度 登板 防御率 三振数 四球数
2020 17 2.02 113 21
なお2020年の年俸は推定ですが6億5,000万円となっています。
メジャーからの評価は
それでは菅野智之さんについてメジャーはどのように見ているのでしょうか。
文春オンラインは次のように報じています。
「メジャー関係者に話を聞くと、今年の日本のプロ野球では『菅野しか見てない』そうです。
彼らは、来年からメジャーに来る、と思ってチェックしてるんですよ」(ベテラン記者)
10月6日のDeNA戦で勝利投手となり、「開幕投手から13連勝」というプロ野球新記録を達成した巨人の菅野智之(31)。
海外FA権を取得するのは来年なので、今オフのメジャー移籍はポスティングシステムを使うしかない。
なのにメジャー関係者が「来る」と考えているのはなぜか。
「巨人の考え方が柔軟になってきているのを把握しているからでしょう」(同前)
引用元:文春オンライン 10/18(日) (https://news.yahoo.co.jp/articles/20524b67e06b1fb97000a3ff95cc79aced30f23e)
技術的なところ
一方、菅野智之さんがメジャーで活躍するには、技術的な問題があるという指摘もあります。
NHKメジャー中継の元解説者で、ロイヤルズで日本人初の投手コーチを務めた高橋直樹氏が指摘する。
「野茂(英雄・52)、佐々木(主浩・52)、田中など、これまでメジャーで大成した日本人投手は共通してフォーク系の絶対的な決め球を持っている。
菅野は投手としての総合力では図抜けているが、ウイニングショットは決め手にかける印象です。
フォークやスプリットなど落ちる球をこれからどれだけ磨けるかがカギとなるでしょう。
それができれば菅野の最大の武器であるコーナーに投げ分けるコントロールがさらに際立ってくるはずです」
引用元:週刊ポスト2020年10月30日号(https://news.yahoo.co.jp/articles/e125d21e06c130298b7513ba806a43da1cdad4d0)
年棒評価
菅野智之さんがポスティングシステムを使って移籍をする場合、移籍先の球団は20億円ほどの入札金が必要になります。
その上で年俸が支払われるわけですが、菅野智之さんの年齢を考慮に入れると3年契約で4年目はオプションとなるようです。
年俸は12~13億円で競合した場合は15億円までいくのではないかと言われています。
そうなると3年間で最大45億円!
さすがメジャーですね…。
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フォーム改造
3日の日刊スポーツ首都圏版1面は巨人。エースが、大胆なフォームチェンジでさらなる高みを目指す。菅野智之投手が初のブルペン入り。ヤンキース田中に似た、下半身より先に腕から始動する新フォームで32球を投げ込んだ。最速146キロを計測した直球に加え、カーブも勝負球に使えると好感触 pic.twitter.com/d8b6HYB6kU
— ふくださん (@fukudasun) February 2, 2020
菅野智之さんは自主トレ中から改造したフォームで投球を見せていました。
そのためファンから注目を集めていたわけですが、その結果は開幕から13連勝という素晴らしいものになりました。
投手にとってフォームを変えるというのは、大きな決断が必要ですが、菅野智之さんはどうしてフォームを改造したのでしょうか。
どのようなフォームに改造?
これまでの菅野智之さんはノーワインドアップで上半身と顔のブレがほとんどないフォームで投球していました。
しかし改造したフォームはノーワインドアップながらも、足よりも先に両手を引き上げてから投げるというものに。
これまでにない躍動感を感じさせるフォームとなっています。
■菅野智之投手 今キャンプ初ブルペン!注目の新フォームの感触は!?
改造した理由は?
菅野智之さんは新フォームについて次のように語っています。
「軸を安定させるために、先に上半身を作ってそこに脚を持ってくるという形を作ってるんですけど……いい感じです」
またフォームを改造した理由については、このように語っています。
「そうですね。ただ、去年あれだけ怪我だったりとか、好不調の波も激しかったので、何か変えるタイミングだなと思ったので、思い切ってやりました」
引用元:フルカウント 2020.02.06(https://full-count.jp/2020/02/06/post680733/)
メジャー向きのフォーム
菅野智之さんはフォームを変えたことで直球のキレが増し、スライダーの曲がりも鋭くなったと語っています。
球質が向上したわけですからメジャーでも通用するフォームと言っていいでしょう。
なにより開幕から13連勝という結果を出しています。
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終わりに
以上、読売ジャイアンツのエース、菅野智之さんについて見てきました。
今季オフでのメジャー挑戦が現実味を帯びてきました。
そうなると行き先が気になりますが、今のところ有力視されているのはニューヨーク・ヤンキースだそう。
ヤンキースといえば田中将大さんですが今季で7年契約が切れました。
田中将大さんの去就も気になるところですが、ぜひ残ってもらって菅野智之さんと2人で活躍する姿を見せてほしいものです。
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