阪神タイガースの守備の要、江越大賀さん。
2020年のシーズンは外野手でスタメン入りをしています。
これまでの24試合では珍しく三振が0ですが、ヒットやホームランも0なので、これでは相殺されてしまいます。
これまで江越大賀さんは身体能力は高いものの、三振が多いためにレギュラーに定着できないと言われていました。
しかし2019年のシーズンからは改善されているようです。
そこで今回は江越大賀さんについて調査しまとめました。
トレードで覚醒出来るかについても考察しているので、どうぞ最後までお読み下さい。
スポンサーリンク
Contents
江越大賀のプロフィール
江越大賀 #25
海星高→駒澤大→阪神
2014年ドラフト3巡目#hanshinpic.twitter.com/ewY797cn9x— 阪神タイガース 選手紹介bot (@tigers_player) August 13, 2020
・江越大賀
出身地:長崎県南島原市
生年月日:1993年3月12日(27歳)
身 長:182cm
体 重:80kg
選手情報
投球・打席:右投右打
ポジション:外野手
プロ入り:2014年 ドラフト3位
初出場:2015年4月2日
年 俸:1,400万円(2020年)
経 歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
海星高等学校
駒澤大学
阪神タイガース (2015 - )
江越 大賀(えごし たいが)さんは長崎県南島原市出身のプロ野球選手(外野手)です。
右投右打で阪神タイガースに所属しています。
スポンサーリンク
身体能力は高い
江越大賀さんは高い身体能力を誇り、遠投120mを記録する強肩に加え、広い守備範囲は金本知憲さんからは「別格」と評価されています。
矢野燿大さんも「野人」と称するなど、歴代の指導者から高く評価されています。
2016年オフに阪神選手会を代表して出演した『プロ野球No.1決定戦!バトルスタジアム(読売テレビ、2017年1月放送)』では、「カミワザキャッチング」という競技で優勝したことで「守備NO.1」の称号を得ています。
50m走5秒8、二塁到達7秒0、二塁から本塁到達5秒89などを記録する俊足と、高い走塁・盗塁技術も持ち味としています。
三振が多いからレギュラーになれない
江越大賀さんといえば「三振」と言われるほどで、2019年シーズン終了時点で、通算打率.197に対して通算三振率は.417という数字が全てを語っています。
バットに当たりさせすれば素晴らしい長打力があり、外野の守備や走塁の評価は高いのですが…。
三振が多い理由
一言で言えば致命的なまでのミート力の欠如です。
とにかくバットがボールに当たりません。
そのため一部の阪神ファンからは「ミート力以外の全てを兼ね備えた男」と揶揄されることすらあります。
掛布雅之さんからは「チームで1、2を争うだけの身体能力がありながら、ボールとバットが当たらない」と評されており、平田勝男さんからは「練習だけ見たら3億円プレーヤー」という表現で欠点を指摘されています。
解決策は
2017年の秋季キャンプからはその打開策の一環として、監督の金本知憲さんや一軍打撃コーチの片岡篤史さん(いずれも当時)の勧めで、スイッチヒッターへ挑戦しました。
しかし2018年のオープン戦序盤まで挑戦を続けた後、中盤から再び右打に専念しています。
トレードで覚醒出来ないか
スイッチヒッターでダメなら他に何か方法はないものでしょうか。
可能性としてあるのはトレードです。
元のチームでくすぶっていた選手が、新たなチームで輝くことは珍しいことではありません。
江越大賀さんもトレードで覚醒出来るかも知れません。
そうなるとどこに行くのかがポイントになります。
トレード先はパリーグ?
江越大賀さんは2~3年前には盛んにトレードの噂が流れていました。
具体的な球団名まで上がっていたのですが、いずれもパシフィック・リーグの球団なんです。
一つはオリックス・バファローズ。
2018年に引退した佐藤達也さんとのトレードが囁かれていました。
今一つは東北楽天ゴールデンイーグルスです。
具体的な相手選手の名前までは上がらなかったのですが、外野を補強したい楽天の思惑にはまるのではないかと言われました。
何故トレード?
トレードで他球団に移れば当然ですが環境が変わります。
監督はもちろんコーチも変わるわけですから、これまでとは違った角度からアドバイスを受けることが出来ます。
実は阪神の監督だった金本知憲さんは、選手の育成があまりうまくないと言われることがありました。
実際にどうなのかはわかりませんが、今の阪神の矢野燿大監督の元では、江越大賀さんはなかなかの活躍を見せています。
監督が変わったことでトレードと同様の効果があったのかも知れませんね。
関連記事:植田海は退学して近江高校へ!結婚するために守備はどこでも守り、盗塁増やして年棒をアップ!
終わりに
以上、阪神タイガースの江越大賀さんについて見てきました。
今シーズンも打撃は振るいませんが、守備と走塁ではチームに大きく貢献しています。
身体能力が高いだけに、これでミート力が備われば右の大砲になれるのですが…。
ただ阪神もここまで守備力の高い選手を、安易にトレードに出すようなことはしないでしょう。
なんとかミート力を身に着けて「ミート力以外の全てを兼ね備えた男」という汚名を返上して欲しいものです。
スポンサーリンク