日常生活

年金分割制度と家の財産分与から見る熟年離婚で後悔するのは男?女?その原因と子供への影響を探る!

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離婚はもはやありふれたことなのかもしれません。実際私の周りでも離婚した人は何組もいます。ただ、その人たちは30代で離婚しています。

最近、私と同様50代で離婚という熟年離婚が増えてきているようです。そこでその原因や子供たちへの影響ということを考えてみました。

そしてそうなった時、財産分与はどうなるのか?特に家は?年金分割制度とは?

また、離婚によって後悔するのは男(夫)なのでしょうか?それとも女(妻)の方なのでしょうか?今回はそのあたりを探ってみます。

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熟年離婚とは

熟年離婚とは長い結婚生活の末にする離婚のことであり、一般的には夫婦の期間が20年以上とされています。

引用元:http://xoxoxo.weblike.jp/mobile.tv/%E7%86%9F%E5%B9...

例えば50歳で結婚し、55歳で離婚しても熟年離婚とはいいません。

1990年代後半から中高年層の離婚がメディアで使われるようになり、熟年離婚という言葉が生まれました。

引用元:https://www.adire-rikon.jp/special/03.html

熟年離婚の原因は

実は私の周りの割と近いところに熟年離婚を考えている人がいて、その原因をいろいろ聞いてみたのです。

引用元:https://www.rikon.biz/rikon/jukunen.html

女(妻側)から

これは女(妻側)からの離婚申し立てであるので妻から男(夫)への不満ということになります。

➀自分(妻)の辛さをわかってくれない。舅姑との同居でとても辛い思いをしているのにわかってくれない。まるで無関心。

➁自分(夫)が一番偉い。自分(夫)以外の家族を見下す。

➂家族への思いやりがない。

④自分勝手。小遣いを好きなように使う。

こういうことが何年も続き、どんどん嫌気がさして今では「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」状態になり、箸の上げ下ろしひとつとっても嫌でたまらなくなるそうです。

最悪、存在そのものがいやだと。

男(夫側)から

一方男(夫側)から女(妻側)への離婚の申し立てで多いのが、

①家族のために仕事をしても家の中では邪険にされる。

②家計が苦しいという理由でお小遣いを減額されても我慢している。

③女房は習い事だ旅行だと好き放題している。

文句は言われても一言の感謝もない生活がほとほとむなしくなり、こんな生活を続けるくらいなら一人になったほうがよほど気が楽と離婚を切り出すのだそうです。

引用元:http://www.uwaki-galu.com/campaign.htm

財産分与のキーは家

50代熟年離婚のかなめは金銭問題です。いままで蓄えた財産、退職金、年金、貯蓄などなど。

これをどうわけるか、ここが一番難しいところです。

引用元:http://www.sgho.jp/tochitatemono/rikon/

➀財産:一番大きいものは家、自宅です。

これをどちらがとるか、ということが離婚後の生活に大きくかかわってきます。車、生活用品などはそんなに大きな問題にはなりません。

➁退職金:夫の定年退職時の退職金。二人で分けます。

➂貯蓄:夫婦共有財産とみなされ、これも二人で分けます。

④年金:熟年離婚を考えている年代の実際の支給始まりは65歳なので、妻側からすると夫の年金支給の始まりを待って離婚を切り出すようです。

 

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年金分割制度

離婚するにあたって一番考えることは生活できるか、ということです。

60歳位になると貯蓄は退職金を入れて2000万ほどはあるようです。これを折半すると1000万。毎月の生活費としては年金です。

引用元:http://takeyear.com/kouseinenkin-2-889

日本年金機構のモデル世帯をみると(平成26年)年金月額は22万6000円です。

内訳は夫の老齢厚生年金が98000円、
夫の老齢基礎年金が64000円
妻の老齢基礎年金が64000円

これを離婚による年金分割制度で分けるとなると、夫の老齢厚生年金を夫婦で分けます。
なので妻の離婚後の年金収入は
夫の老齢厚生年金の1/2 49000円
妻の老齢基礎年金     64000円

合計113000円となります。

これは平成20年から始まった「3号分割制度」による1/2です。それ以前は「合意分割制度」で話し合いで最高1/2までもらえます。 例えば平成20年までの婚姻期間は分割割合は夫婦での話し合い、平成20年以降の婚姻期間の分割割合は1/2となります。 ここはややこしいため、結婚生活全期間1/2の分割として計算しました。

また、「3号分割制度」は妻が専業主婦の場合です。

離婚で後悔するのは男(夫)?女(妻)?

知り合いの女性

預金1000万、生活費113000円。(ただしこれは妻が65歳になった時にもらえる額で65歳までは夫の老齢厚生年金の1/2の49000円だけで、妻の老齢基礎年金64000円は65歳になるまでもらえません。)

厚生年金支給開始年齢は65歳ですが以前は60歳でした。それで昭和24年4月2日~昭和28年4月1日生まれの場合は60歳から、というように年齢に応じて老齢基礎年金の支給時期は違っています。昭和36年4月2日生まれ以降の男性から65歳支給です。女性の場合は生年月日はまた変わってきます。

現在58歳であと7年もあります。

パートに出ているとはいえ、厳しい数字です。

家が無い場合は家賃もかかってきます。

パートではなく、フルタイムで働かなくてはいけなくなります。

いままでは3時間ほどのパートに出ていましたが、離婚した場合は60歳を前にこれからフルタイムの仕事をしなければなりません。

これはなかなかしんどいことだと思います。

男性は

一方男性の場合も同様に65歳にならないと年金は(妻と分割していて)49000円しかもらえませんから、65歳までは働かなくてはなりません。もし離婚をしてしまうと、仕事から帰って食事や掃除、洗濯などの家事は一切自分でやらなくてはなりません。

結局は

熟年離婚をした場合、夫も妻もメリットはなく、年金分割制度と家の財産分与から見てもどちらも後悔するのではないでしょうか。

子供への影響は

熟年離婚は子供にストレスとして影響を与えます。 子供にとっての実家という帰る場所もなくなってしまいます 。

父親と母親の両方に会いたくなるのは当然のことで負担が大きくなります。

子供に関わる影響は父親・母親が亡くなった時の遺産相続や葬儀の問題があります。特に遺産相続では何かと後々もめることにならないように事前に明確にしておく必要があります。

引用元:http://www.isansouzoku-mio.com/jirei/entry/case50/

まとめ

  • 財産分与にしても1000万の預金があってもこれから健康に不安が出てきますし、何よりも子供に迷惑をかけたくない、という気持ちが大きいため、決して安心できる額ではないようです。
  • 長い結婚生活で一回や二回は離婚の文字が頭をよぎることがあります。
  • 子供への影響は精神的にも遺産相続や葬儀などもあります。
  • 離婚はやはり男(夫側)にも女(妻側)にも後悔する厳しいものだということが分かりました。

まだまだ長い人生、伴侶に対する考え方や見方を変えていく努力をする方が賢明なのかもしれません。

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