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小林麻央さんに見る「標準治療」と「民間療法」。ガン治療の難しさを考える。

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小林麻央さんが亡くなって3週間以上経ちました。遺された海老蔵さんの悲しみは癒されることなく深くなる一方です。

麻央さんは当初民間療法に頼っていたようでその是非が問われています。実際ガンにかかった人は藁にもすがる思いで良いと思われることはどんなことでも試してみたくなるのは当たり前ですよね。

でもなぜガンの3大治療といわれる標準治療をやらないのか、それはあまりに標準治療が過酷だからです。その辺りを見ていきたいと思います。

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標準治療とは

ガンの治療法としては3大治療といわれる標準治療が確立されています。確立されているとはたくさんの患者たちによってその薬などの有効性を調べ、データを綿密に採ってエビデンス(証拠)として科学的に立証できている、ということです。

標準治療とは、科学的根拠に基づいた観点で、現在利用できる最良の治療であることが示され、ある状態の一般的な患者さんに行われることが推奨される治療をいいます。

3大治療とは

  • 化学療法外科治療ー手術
  • 放射線治療ーX線など
  • 化学療法ー抗ガン剤

です。

ガンの初期であらばまず手術で患部を取り除くことをやります。手術が難しい箇所であれば放射線ということが考えられます。その後、小さくなった患部や今後の転移などを鑑みて抗ガン剤をすることもあります。

また、ガンの末期など転移があちこちの臓器に及んでしまい手術が不可能である場合は抗ガン剤の治療になります。

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民間療法とは

標準治療以外のあらゆるものがあります。麻央さんが受けていたといわれる気功やサプリ、食事療法、温熱療法、などなどもう数え切れないくらいたくさんあります。丸山ワクチンなども有名です。

多くの人は標準治療と人参ジュースなどの食事療法をミックスさせたりしているようですが、病院もしくは担当医師によって民間療法を禁止しているところもあるようです。

なぜ標準療法をやらないのか

手術の場合はそれによる体力低下をいやがること。また、乳がんではやはり乳房の切除ということが女性にとって心理的に受け入れられ難いものであるということ。

放射線の場合は患部をピンポイントで狙うのではないため周りの正常な細胞にも放射線をあてることにより身体へのダメージが大きいのです。ガンの種類や場所によってはピンポイントでの照射も可能です。

抗ガン剤は副作用の苦しさが大きな問題です。近年かなり副作用が軽減されるようになってきましたが、まだまだ非常に苦しみを伴うことも多いです。遺伝子を調べてその型にあう分子標的薬もたくさん開発されています。副作用よくあるのが髪の毛が抜けることです。これも心理的にも嫌なものですね。 

ガンの初期で手術はかなり期待できるもので場合によると完治に近い状態にまでもっていけます。

ところが末期における抗がん剤治療(手術はもうできない状態)ではそこまで苦しい治療なのに効果は期待できないのです。抗がん剤治療は完治を目指すものではなく、延命のための治療でしかないのです。

小林麻央さんの場合

小林麻央が初めて体調の異変に気付いた時はおそらくガンではない、ということでした。しかし予定していた再診より数ヶ月遅れて病院へ行った時にはリンパ節の移転が見られる乳がんでした。それでも手術は可能でしたが麻央さんは手術の道を選びませんでした。

乳房を全摘出しても100パーセント治るとは言えません。摘出したのに転移してしまったということだってあります。それならば、と代替医療を選んだということなのかもしれません。

参考記事   ↓

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ただ全摘しても今は乳房再建手術もありその技術も発達しているのだから、手術していたらという"たられば"妄想をしてしまうのは否定できません。

海老蔵さんの場合はお父さんである12代目団十郎さんもガンで亡くしています。お父さんの場合は2004年に白血病にかかり、一度は寛解しています。その後再発し、2013年に亡くなるわけですがその様子は当然息子なのでよく知っていたと思うのですね。

家族の中でガン患者を見るとそれからのガンに対する知識や考えも違ったものになると思うのです。ガンが発覚した時に麻央さんの治療法も家族で相当話し合ったことだと思います。

どちらを選んでもガンの場合は結果が厳しいものだけに後悔が残ってしまいます。

初めに医者にかかった時に生検を受けていたら、と思うとそれが一番残念です。(生検とはガンの疑いのある箇所の細胞を採って調べる検査)

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まとめ

  • 標準治療とは、科学的根拠に基づいた観点で、現在利用できる最良の治療である。
  • 化学療法外科治療ー手術
  • 放射線治療ーX線など
  • 化学療法ー抗ガン剤
  • ガンの初期だと手術はとても有効。手術と抗ガン剤など組み合わせもする。
  • 末期だと抗ガン剤は延命治療でしかない。
  • 民間療法には気功、温熱療法、食事療法、サプリ、丸山ワクチンなど種々雑多あるが効果は認められていない。
  • 小林麻央さんの場合は乳房全摘手術を嫌っての民間療法のようだが、ガン患者にとって後悔は尽きない。

小林麻央さんが亡くなってまだひと月足らず。海老蔵さんや遺された子供たちはますます悲しみが深くなっていくことでしょう。

初めての宙乗りの際、勸玄君が「ママ、いたね」言ったように、麻央さんは必ず側におられると思います。

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